瀬戸内海のドライブインとコーヒー | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

いま住んでいる東広島市の西条は小高い山に取り囲まれた盆地で、米作りと酒造りが盛んなところ。

海が見たい!と思えば、西条から南に車で30分、瀬戸内海を望む安芸津町に向かいます。お天気が良い日の瀬戸内海は穏やかで、とっても美しい!

 

地元民に大人気の「ドライブイン黒浜」でランチしました。

全面ガラス張りの店内は、どの席からもオーシャンビュー。大芝島との連絡橋「大芝大橋」が一望できます。

もちろんお料理も、新鮮でボリュームたっぷりの魚介が魅力。

 

黒浜定食をいただきました。魚の煮つけとお刺身という、うれしい組み合わせ。

鯛まるまる一匹、あっさりした味付けでふわふわな身がおいしい!

旦那さんはシーフードフライ定食。こちらも海老やホタテなどいろんな魚介が豪華。

ステーキやスパゲティなど、和洋メニューが豊富なのもすごい。お店の中も外も潮の香りでいっぱい。幸せなランチタイムを過ごせます。

 

「安芸津歳實(としざね)コーヒー」にもお邪魔しました。豆の焙煎&販売だけかな、と思ったら、その場でコーヒーを淹れていただけるみたい。

どれにしようと迷っていると勧められたのが、ローランドゴリラというコーヒー豆。産地はコンゴ、ビルンガ国立公園の周辺。

絶滅危惧種であるローランドゴリラとその森を保護したいという願いがこめられています。

ゴリラと言ってもやさしい味わい!カップもかわいい。

 

店主の歳實さんはおしゃべり好きで、いろいろ教えていただきました。

ここ安芸津町でも、コーヒー豆を生産されているそうです。

☕1933年創業の「ニシナ屋珈琲」三代目・新谷隆一さんが、広島でもコーヒー豆を栽培したいと、2021年から安芸津町の大芝島でコーヒー農園をスタート。(新谷さんは広島のコーヒー界の牽引役みたいな方で、歳實さんの師匠でもあります)

コーヒーコーヒー豆の栽培に適するコーヒーベルトは日本では沖縄がギリギリはいっていますが、大芝島ではビニールハウスや路地で冬の寒さ対策をしながらテスト栽培中だそうです。

 

コーヒーコーヒーは、5年目以降が本来の収穫量を見込める樹齢とのこと。

安芸津には牡蠣、柑橘類、ジャガイモ、ビワ、それに日本酒とたくさんの特産品がありますが、近い将来それにコーヒーが加わるのを楽しみに待ちたいと思います。

向こう岸が、コーヒー栽培の大芝島です!