尾道市の、なかた美術館に行きました。
大型船舶の塗装など造船関連の特殊技術を持つ(株)ナカタ・マックコーポレーションが、長年に渡り収集したコレクションを一般公開するために1997年に開館。
ルノワールやポール・アイズピリなどフランスの近代作家や、日本の近代画伯の作品を、ゆったりした雰囲気で鑑賞することができます。
尾道ゆかりの風景画家・小林和作の作品など、いかにも尾道らしい作品の数々も。
現在は「日本の風土と油絵」と題して、日本近代絵画コレクション展が行われています。
明治41年にパリへ渡ってルノワールの弟子となった梅原龍三郎など、日仏の異なる文化に葛藤しながら、その両方の美意識を結合して独自の画風を確立した日本人たちの、独創性や柔軟性、豊かなエネルギーを感じられる展示になっています。
なかた美術館は、本格的なフランス料理が楽しめる「レストラン ロセアン」が併設されていることも有名。
予約をめいっぱい入れないせいか、なかなか予約が取りにくい。たまたま希望の日時が空いていたので、迷わず予約を入れました。
大きな窓から日本庭園を眺めていたら、猫が横切っていきました。飼い猫らしい。尾道ではどこに行っても猫に会えます。
オードブルは、スモークサーモン、鶏肉のコンフィ、お魚のマリネ。すごく美味しい!
スープは、ふわふわのじゃがいもポタージュ。フレンチオニオンスープもありました。
メインは4つから選択。私は鯛のポアレ、白ワインソース。皮目がパリッと香ばしく焼かれて、とっても美味しい。
旦那さんは、垰下牛ステーキ、赤ワインソース。選択肢があるときは、旦那さんが肉で私が魚、ってことが多いです。
デザートは6種のなかから3つ選びました。ちょっとずついろんな味わいがあって楽しい。
ごちそうさまでした
絵画鑑賞と目にも美しいグルメ。いつもと違う尾道を発見しました。なかた美術館の表通りは桜土手に面しているので、次は桜の季節に行ってみたいな。🖼🌸