書 その3541 「笑顔をくれ」の書 |  Hero-on's Style

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 こんにちは。

 

 

 

 

 

笑顔をくれ

ざとうくぢらの

吹く潮に

つかのまやどる

虹みたいなのを

 

 

 

 

俵万智「三十一文字のパレット(3)」より

 

 

 

 

 

 

 

思わず、それこそ笑顔

なってしまうような、そんな一首。

 

 

ざとうくぢらの

吹く潮に

つかのまやどる

虹みたいなのを

 

 

 みなさん、想像してみてください。

 

みなさんの頭に浮かんでいる

「くぢら」や「虹」は、それぞれ

違うだろうけど、その思い浮かんだ

情景は、きっとみなさんを笑顔

 してくれるもののはず。

 

ただ、全くわからないのは、作者が

 どういう理由で笑顔を求めたのか。

 

 さらに、作者とその相手との関係性は?

 

これだけでもひとつの 短編小説が書けそうな(笑)。

 

 

 

 

    

 

 いつもと、どこか違っていた。

 

「何かあった時、あいつ、右斜め下を

 ぼーっと眺めるクセがあるからな。

ちょっとやそっとじゃ笑いそうもない

 けど、ここはピエロとなりましょか…」

 

 僕は、親友にゆっくり近づいた。

 

 予想通り、気づかない。

 

さて、と…。

 

「笑わせよっか?」

 

 

 

 こんな展開で、いかがですか?

 

 ここから、どのようにして、

「笑顔をくれ」につながるというのか(笑)。

 

 

いろいろと想像する&創造するのって

 楽しいですねぇ~ラブラブラブラブラブラブ

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

ひーろん。 \(☆´∀`)/      ひ