2022年1月末。
1月頭に実施した人工授精は残念ながら実を結ばず(そうだとは思っていた)、
ほぼ予定日通りに生理ちゃんがやってきた
仕事の合間をスルっと縫って、
生理3日目にクリニックへ。
いよいよ体外受精に向けて治療をスタートしたい旨を伝え、
まずは採血で感染症の検査等々を実施し、
生理中だけど超音波検査も実施。
(生理中だからてっきりやらないものと思っていたのでビックリ!)
この日の診療はトータル1時間くらいかかった。
主な内容は、
これから行う治療の内容説明と、
自己注射の打ち方等のレクチャー。
まず治療方法について先生からの説明。
前回のブログで紹介した、
「②rFSH(+hMG)+PPOSプロトコールの使用」の方法
を採用することが告げられた。
簡単にいうと卵子を育てる注射を毎日打ち、
勝手に排卵しないよう抑える錠剤を毎日飲む。
不妊セミナーの時には①の方法(自己注射を2種打つ方法)を採用する可能性もあることを示唆されていたので、
なぜ②なのかを先生に聞いてみた。
先生曰く、
「簡単に言うと①はより多くの卵子を育てることができる可能性があるが、②でも極端に少なくなるわけではない。
例えるなら17個か10個かといった違いというイメージなので、10個でも十分な数だと考えられるため。
自己注射の負担や体にかかる負担、そして費用的にも②の方が抑えられるのでこっちにしましょう!」
とのこと。
とりあえず私はビギナーシロートなので先生のお言葉を信じるのみ。
イエッサー!…としか言えない自分笑
👇詳しい治療法の説明回はコチラ
この方法をおさらいすると、下記の通り。
・生理開始3日目からリコンビナントFSH(ゴナールエフペン)を約8日間自己注射→卵子を育てる薬
・生理開始3日目以降からヒスロン5(錠剤)を朝夕一錠ずつ食後に服用→排卵を抑制する薬
・3~4日経過後に再診し、超音波検査にて状態チェック
・更に3~4日後に再診し、超音波検査で採卵日を決定
・採卵日の2日前の夜10時にアゴニスト点鼻薬(ブレセリン)を使用→採卵に向けて卵子の状態を整える薬
なんと言っても、
不妊治療の代名詞的存在(※個人的主観)である
自 己 注 射 …
ゴナールエフペンと呼ばれる注射の使い方から💉
看護師さんから事細かに説明いただき、
第一回目の注射をクリニックで実施
自己注射の「ゴナールエフペン」、
初めて対面してびっくりしたことは、
マジで針が細くて短い。
なんだろう…折れそうな程細い。
すんごく華奢だし長さは1cmあるかないかくらいに見えるレベルで、
「注射」のイメージとは程遠い
普段採血とかで刺される注射をイメージしていると全く別物。
※自己注射、イメージはこんなんだった
何なら、自分の眉毛をピンセットで抜く時の方が痛いのでは?
というくらい心もとないほっそ~い注射針。
これなら確かに、私のぜい肉バリアのお腹に刺したところでどうってことなさそう。
ということで、使い方を教わり実際に注射。
はい。痛くないです。
全然。
ていうか自分の肉をつまんでいる力の方が痛いくらいですかね。
技術の進歩ってすごい
ゴナールエフペンすごい
かつて10年くらい前、
仲のいい友達の一人が当時不妊治療をしていて、
メンタル的にも身体的にもめちゃくちゃ辛い思いをしている話を聞いたことがあった。
不妊治療経験者の詳しい体験談を聞いたのは、
後にも先にもその子の話だけだった私。
なので心の中ではずっと、
自己注射や採卵や、
何から何まですべてのことが
「ツライ」
「痛い」
「大変」
という苦行の連続なんだ…
と実は思っていた。
だからゴナールエフペンの奇跡に私は心底驚愕。
※10年前がどんなだったかは知らないのだが、きっと今より自己注射は痛くて大変だったのだろうと勝手に想像
そして、ゴナールエフと一緒にやらなきゃいけないことは、ヒスロンの朝夕の内服のみ。
簡単です。飲めます。飲めますとも。
薬一錠くらい真面目に飲めますとも〜っ‼︎
こうして私の不妊治療がいよいよ幕を開けたのだった。
この日からゴナールエフを毎夜23時(プラマイ1時間程度のズレはOK)に投与し、
ヒスロンを朝夕服用する日々。
次は4日後に再診予定。