2021年1月。

 

 

人工授精を初体験した私は、

先生からいただいたお話を夫にも伝え相談。

 

論点としては、

いつから治療を始めるか?ということ。

4月から保険適用になるという言葉を先生からいただいたこともあり、

一応あと2~3か月の差なので、4月を待つ場合の選択肢も検討してみた。

検討ポイントはただ一つ。

費用面チュー

 

私の通っているクリニックでは、患者の状況に合わせ3パターンの治療法を用意しているらしい。

※ここからは、不妊ビギナーの私にとっては暗号のようなワードが続きます…笑

 

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①rFSH(+hMG)+アンタゴニストプロトコールの使用による方法

受診回数:3回

開始から採卵まで:約15~18日

費用:約70万(採卵~胚移植まで含め)

・生理開始後3日目以内に受診

・生理開始3日目からリコンビナントFSH(ゴナールエフペン)を約8日間自己注射→卵子を育てる薬

・3~4日経過後に再診し、アンタゴニスト(ガレニスト)注射開始日を決定し採卵日の3日前まで自己注射→排卵を抑制する薬

・更に3~4日後に再診し、超音波検査で採卵日を決定

・採卵日の2日前の夜10時にアゴニスト点鼻薬(ブレセリン)を使用→採卵に向けて卵子の状態を整える薬

 

この方法は、なるべく多くの卵子を育てて採卵することができる方法だそう。

AMHの値が高い私にとっては、より多くの卵子を採卵するために使える手段であるとのこと。

 

②rFSH(+hMG)+PPOSプロトコールの使用による方法

受診回数:3回

開始から採卵まで:約10~13日

費用:約50万(採卵~胚移植まで含め)

・生理開始後3日目以内に受診

・生理開始3日目からリコンビナントFSH(ゴナールエフペン)を約8日間自己注射→卵子を育てる薬

・生理開始3日目以降からヒスロン5(飲み薬)を朝夕一錠ずつ食後に服用→排卵を抑制する薬

・3~4日経過後に再診し、超音波検査にて状態チェック

・更に3~4日後に再診し、超音波検査で採卵日を決定

・採卵日の2日前の夜10時にアゴニスト点鼻薬(ブレセリン)を使用→採卵に向けて卵子の状態を整える薬

 

この方法も①同様になるべく多くの卵子を育てて採卵することができる方法で、

①の方が従来型、②は新しい方法とのこと。

①の方がより長く卵子を育てる分、我慢期間が長く自己注射も2種打たなければならない分の負担がかかる。

一方②では少し期間が短く注射も一種類で、なおかつ費用が10~20万安価であるという特徴。

 

③クロミフェンプロトコールの使用による方法

受診回数:3回

開始から採卵まで:不明(説明を聞いていない)

費用:不明(説明を聞いていない)

自分なりに不妊治療について調べている中では「クロミッド」というワードを目にする機会が多かったけど、

このクリニックの中で選択できる手段の中では最も私に縁遠い治療法だったのか

ほとんど詳しい説明を受けなかったので詳細は不明ウインク

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こんな感じ。

 

まずは初めての不妊治療を進めるのに

費用が50~70万としたときに、

不妊治療の助成金でそのうち30万円は差し引くことができる。


そうなると実質、

おおまかな自己負担額は20~40万

仮に4月から保険適用になり、

一部の治療に対して3割負担となったら…

(何が保険対象になるのかはよく知らないので超どんぶり勘定だけど)

MAXでも、

50万×0.3=15万 ~ 70万×0.3=21万

※4月以降も助成金が使えるなら話は変わってきますが…

 

ということで

その数万円の差分を惜しんで4月を待つことってそんなに大事だろうか?

それよりも、

授かれる体であるかどうかわからない以上、

少しでも早くトライすることの方が大切なのではなかろうか?

夫と話し、一瞬でその結論に到達。

 

私たちは次の生理周期から本格的な不妊治療をスタートさせることを心に決めた真顔