もう何年(何十年?)も前の事だけれど・・・

 

大きなミスをしていた。

 

 

当時、書類を作っていたがミスをしてしまった・・・

 

「すみません、早く出来たのですが間違えました。こういう、うっかりミスが多くて・・・」と言うと、

 

上司の答えは「遅くて完璧の物も、必要ですが、ミスがあっても早い事は良いことです。間違いがあってもすぐ訂正できますし・・・」

 

この言葉で

 

早いにこしたことはない!!と思ってしまった。

 

早ければ良い・・・と思ってしまったのだ。

 

それからは、何でも早く・・・が私のモットーになった。

 

 

 

 

 

 

最近、夫から 人の話を最後まで聞いていない と言われた。

 

最後まで聞かなくても 最後は想像できるからね・・と答えてはいたが

 

結論を聞く前に動いていたのだ。

 

私のモットーの前では

 

人の話を最後まで聞くのは不要 だった ・・・ガーン

 

これで長年生きて来た・・・・

 

 

 

まだ若くて?可愛い?ウシシ 私をおもんばっての事だったのに

 

大きな間違いをしてしまった。

 

しかも、それを長年続けてきた・・・・

 

あぁ恥ずかしいえーん

 

 

 

 

 

巧遅拙速 という4文字熟語があるが

 

当時の上司が言いたかったことはこれだろう。

 

時間がかかりすぎるくらいなら粗削りでも良い・・・

 

と言う意味で、いい加減な仕事をしていても早ければ良いでしょ ではない。

 

 

私は自分の都合の良い方に解釈していた。

 

早ければミスだってあるし・・・

 

早ければ多少のミスは許される・・・と思っていた。

 

 

 

 

巧遅拙速 も早くに理解していれば

 

もっと違う私になっていたのかな と思う、今日この頃。ニコニコ