ケアマネさんって、何でも知っている人? | ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

  ケアマネさんって、「介護のことなら何でも知っている人」。

 

 そう思い込んでいる方々が多いのでは?と心配しています。

 

 なぜかというと、まず、あのケアマネの資格試験のレベルの低さ。午前中2時間で終わる筆記試験は、高校生、いや、もしかしたら中学生でも合格できてしまう内容ではないか。

 それでいて、合格率が20%前後。その合格者がすべて9割正解で合格できているのかと思えば、やはり他の資格試験のように6割前後というから、呆れてしまう。

 あんな易しい問題で6割では、実際には、中心になる介護保険法もよく理解していないし、現場で多くの問題に遭遇した場合に参考になる行政通知やQ&Aなどは、全く知らないのである。

 

 加えて、現実問題、介護サービスにはそれぞれの専門がいるものである。だだっ広く、薄い知識しかないケアマネよりも、それぞれの専門家のがよっぽど頼りになる。

 

 例えば、介護用品のレンタルであれば、その会社の営業マンのが、その分野における知識ははるかに卓越している。

 

 例によって、ケアマネ不要論である。

 このような場合、利用者と介護用品会社の営業マンで相談して、「何をレンタルする」と決めると、それが、ケアマネに伝えられて、ケアマネのすることと言えば、その「借りるものの理由づけ」でしかない「介護プラン」というゴミになる書類を作成するだけだ。

 

 そして、利用者宅を訪問して、印鑑をもらうのみ。

 

 こんなことを繰り返しているうちに、多くのケアマネは自身の存在の無意味性に嫌気がさして、辞めていくのである。

 

 全く、白澤政和は、なぜ、こんなバカな職種を考案したのだろう?????