今日の朝8で、自民党の茂木敏充幹事長が、トランプ政権になっても、自分はアメリカとの交渉に自信がある、と発言をしたそうです。

 それに対して、朝8では、日米貿易摩擦交渉で、アメリカの農産物を買わされたではないかとの発言です。それは、時代がずれてるのではないでしょうか?アメリカの農産物を買わざるを得なくなったのは、ずいぶん昔の話の事のはずです。

 また、貿易収支の不均衡を考えれば、相当程度、アメリカのものを買ってやらなければならないのは当たり前です。

 現政権憎けりゃ茂木敏充まで憎い、は、ちょっと客観性に欠けています。

 アメリカが抜けた後のTPP交渉をまとめ上げたのは、茂木敏充氏の功績です。なぜ、彼にそれが出来たかは以下の経歴からもわかるように、実社会での実務経験を積んで、一人前の日本人として、仕事をする能力を身に付けていたからでしょう。


東京大学経済学部卒業。大学卒業後、丸紅読売新聞社に勤務。その後ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し、公共政策を学んだ[9]行政学修士を取得[10][11]後、帰国してマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。1992年、マッキンゼー・アンド・カンパニー幹部の大前研一が代表を務める平成維新の会事務局長に就任した。


 日本保守党が国会議員の候補者を選ぶ際の参考にすべきだと思います。

 別件ですが、日本は食料自給率が低い低いと言いますが、アメリカ含め、外国からものを買ってやる必要もあるから低くならざるを得ないのです。

 そういう過去の政治的な経緯を、すっかり忘れて、単純に日本の危機を煽る発言は、政治を目指すものとして控えるべきです。


 それでも、国会議員になれなくても、当選後、次の選挙で落選しても生活に困らない、むしろ、国会議員になったら収入が減るであろう日本保守党の人達を支持します。