事故当時は、管制官と海上保安庁機、日本航空機との無線交信の音声が報道されていました。しかし、その後、英語での交信内容は、一切、音声でも、文章でも報道されなくなりました。
管制塔 JA722A Tokyo Tower Good Evening. No1. Taxi to houlding point c5.
(当時、c5のランプが消えていた事は事実の様)
No1と言う表現から、海保機の機長は、複数の元日本航空機長の証言通り、海保機が優先的に離陸できるよう配慮してもらった、と言う認識を持ったのでしょう。当時、c5のランプが消えていた事は事実の様です。
そして、滑走路内に入り、40秒間、管制官からの最終的な”Cleared to take-off”の指示を持っていたのでしょう。
40秒間も滑走路上で待っていた理由は、忙しいであろう管制官への配慮でしょう。
管制官としては、”JA722A Tokyo Tower Good Evening. Taxi to houlding point c5 before runway.“と、滑走路内に入らないことを明確に指示する事を徹底すべきでしょう。
無線交信も携帯電話同様、デジタルでクリアな音声で交信できるように出来ないものなのでしょうか?無線での交信を聞いていて、よくあれで意思疎通ができるものだといつも感心しています。
実態は、十分に意思疎通が図れていないのではないでしょうか?
また、日本人管制官の英語力、特に、英語の発音に自信が持てない人は、管制官を目指すべきではありません。はっきり言って、日本人管制官の抑揚のない、へたくそな英語を聞いていると、こちらが恥ずかしくなりますし、近々、海外旅行を計画していますが、旅客機に乗るのが不安になります。