ダイハツの認証試験不正についての報道を聞いていて、内容がいま一つ解りません。取材報道するマスゴミ自体が理解出来ていないからでしょう。

 私が気になったのは、車体に切り欠きを入れて、衝突試験を合格させていたと言う内容と、エアバックをタイマーで作動させていたということです。

 前者の、車体に切り欠きを入れたというのは、衝突試験時に車体が思うように壊れてくれない為(或いは、それを事前に予想して)、車体の衝撃吸収力が小さいく、ダミー人形にかかる加速度が大きくなる事により、より大きなダメージが乗員生じてしまう結果になったか、それが事前に予測出来たのでしょう。つまり、車体は設定よりも強過ぎて変形し難いということだと思います。 

 ダイハツは、私が知る限り32年以上前から、自動車の衝突試験をスバーコンピューターでシミュレーションすることで、開発経費を節減していると言われていました。 

 後者の、エアバックをタイマーで作動させると言う内容はいまひとつ解りません。

 いずれにしても、ダイハツ車を購入した人が、運転中に大きな事故に会わなければ、何ら問題がないということだと思います。


 それより、より大きな問題は、デンソーの燃料ポンプのリコールです。ホンダの軽自動車が燃料ポンプの故障でエンストして道路上で停止してしまい、後から来たトラックに追突され、軽自動車に乗っていた人が死亡する事故が発生してしまいました。

 こういう事故は多く発生しています。この事故に関しては基本的に、ホンダに責任は無いと言っていいでしょう。デンソーの問題です。

 ダイハツの認証試験不正問題によって、影に隠れた形になっていますが、世界中で使われているデンソーの燃料ポンプであれば、こちらの問題の方が、はるかに大きな問題でしょう。

 最近、トヨタがデンソーの株式を売却しましたが、これは、明白(あからさま)なインサイダー取引ではないでしょうか?


 少なくとも、ダイハツの認証試験不正問題と日野自動車の不祥事の問題は、トヨタの責任でしょう。

 これまで、マスゴミからネット民まで、トヨタをあまりにも持ち上げ過ぎです。それほどの会社ではありません。



たとえ雇われ社長であっても、会社の不祥事は社長1人の責任と考えなければ不祥事はなくなりません




 『デンソー(愛三工業)の燃料ポンプリコールについての、専門外者の一考察。』専門外者の一考察としての結論は、燃料ポンプのインペラーの材料品質管理が不充分なため、熱膨張によりインペラーが膨張してポンプが作動しなくなったのではないでしょ…リンクameblo.jp