結論から言うと、LGBT法は、アメリカ人の日本に対する理解不足から生まれたアメリカ人の思い上がりと、日本のNPO団体等の‘公金ちゅーちゅー“スキームが連携して生まれた法案だと思います。
アメリカのエマニエル駐日大使は、LGBTに象徴されるような人権意識において、日本はアメリカよりも30年遅れていると発言したそうです。
アメリカがLGBT法を日本に押し付けてくる、その企みは何か、について色々と考えていました。
深読みせずに、上記のエマニエル大使の発言から判断すれば、アメリカは日本より周回遅れしていることに気づいていない、日本社会に対する無理解から生まれた、アメリカ人の“思い上がり”だと断定していいでしょう。
エマニエル大使がそのような主張を、敢えて日本に対してするのは、大使の日本に対するコンプレックスがその要因の一つだと思います。
初めて日本に来たアメリカ人が、シャワートイレや正確な交通機関、特上のサービス、清潔で秩序ある社会に圧倒され、自身を”世界一の国のアメリカ人“と思っていたプライドが崩れ出し、それでも何とか一矢むくいようと、日本はいまだにファックスを使っているなどと言って、かろうじて溜飲を下げようとしている様なものだと思います。
LGBTより遥かに次元が低い、黒人に対する人種差別問題にしても、アメリカで奴隷制が廃止されたのは1865年の事です。
一方、日本で織田信長が、弥助と名付けた黒人を武士として召抱えたのは1581年頃、アメリカ風に言えば、カリフォルニア州の州職員として黒人を正式採用したようなものでしょう。
アメリカで奴隷制が1865年に廃止されたとは言え、実際に、黒人が州職員として正式採用になったケースは、おそらくその数十年後でしょう。
つまり、人権意識において、アメリカは日本よりも300年以上遅れていると言うことになります。
自己主張をするのが当たり前な欧米社会、間違っているとしても、自分の意見をはっきりと主張出来なければ、他者から軽んじられるそうです。日本社会で求められる謙虚さなどは、全く理解不能なのでしょう。
そういうアメリカ社会においても、“目的の為なら手段を選ばない人間”と噂されている悪名高いエマニュエル大使が、日本にLGBT法を押し付けることは極めて当然なことの様です。
それを易々と受け入れた自民公明党執行部の目的は、エマニュエル大使の発言を外圧として利用して、既に、日本でも出来上がっているLGBT法を啓蒙する財団法人の理事に名を連ねている政治家達が、自分の子弟を、その団体の職員として採用させ、”公金をちゅーちゅー“しようと言う企みなのではないかと想像します。