岸田文雄首相の長男で、議員事務所の公設秘書を務める翔太郎氏が、首相秘書官に任命されることがわかった。
 岸田総理の実弟は、外国人労働者受け入れに関わる仕事をしているそうです。外国人労働者受け入れ拡大の政策を発表したのは実弟のためでしょう。
 
 「李下に冠を正さず」と言う言葉は、岸田総理も当然、メモリ(記憶)しているでしょう。しかし、その本当の意味を理解しているかどうかは、疑わしくなりました。
 どこかの独裁国家の独裁者のような、やりたい放題の振る舞いです。

 内閣改造で、事前に、旧統一教会との関わりに証拠があった、瀬戸際内閣府特命担当大臣を指名した時点で、私は、岸田総理の認知機能に問題を感じました。
 もう、政権末期であることに間違いないでしょう。

 しかし、余計なお世話ですが、31歳の長男、将来、政治家になったとして、このような人事を本人自身が受け入れるのですから、ろくな政治家にはなれないでしょう。
 この長男、前職の公設秘書も、これからなる総理秘書官も、年収はほぼ同じのようですから、国家財政への損失は、変わらないと言えば、変わらないのでしょうが、空席になった公設秘書に、また、血縁者か利害関係者を当て兼ねない人です。

 国会議員の立候補時の供託金を、大幅に下げて、有能な人が立候補し易くすることが、国会議員の質を上げるために必要だと思います。