虎ノ門ニュースで、元航空自衛隊空将の方が仰るには、尖閣諸島の中で、久場島だけは国有化されていないとのことです。

    元空将の方が仰るのですから、間違いないのでしょう。

    久場島は、戦後、米軍の射爆場として利用されていた島です。その島の持ち主の日本人には、アメリカ政府から使用料が支払われていたそうです。

    現段階で、久場島が国有化されていないとすれば、島の持ち主には、相変わらず、アメリカ政府から米軍の射爆場としての使用料が支払い続けられているのでしょうか?

    自分が尖閣諸島の持ち主であったとすれば、アメリカ政府から射爆場としての使用料が入ってくる「久場島」だけは、日本政府に売らないという判断をしたでしょう。


    尖閣諸島の領有権の問題など、それこそ、米軍と自衛隊が共同で久場島での射爆訓練を再開すれば、自然消滅する問題です。

     アメリカの軍産複合体とその影響を受けているアメリカ政府にしてみれば、日本と中国との間に政治的緊張状態を作って置くことは都合が良いのでしょう。


     中国の軍事的脅威に備えて、防衛費を増額しろ、などという議論に騙されてはいけません。