数日前、 BBC がイギリス国内で日本の聖マリアンナ医科大学の新型コロナ対応の実情について、以下のような報道を行ったそうです。

BBC の報道の一部
 Japan is overwhelmed with sick patients
Tokyo hospital crisis. 
聖マリアンナ医科大学の先生のコメント
  We don't have enough equipment.  
  特に、Personal Protective Equipment
(PPE)
 We need help from the population to stay home.Don't contact many people.

   この3分ぐらいの報道を見た"ひなママ"さんの印象としては、日本の医療機関は、もうぎりぎりで崩壊しかけているんではないかと言う感想だそうです。ただ、実際"ひなママ"さんはいろんな情報を得ているでしょうから、全体としてはそのような印象ではないと思います。
 BBCですから、やはり日本と同じで高齢者向けのテレビ番組だったんでしょうか?
視聴者の多くは、スマホやパソコンで、国連の WHO のデータを見ようなどとは思わない人達なのでしょう。
 日本もイギリスと同じで大変なんだと、そう思えれば、心はむしろ安まると思います。テレビ報道にはそういう効果も必要でしょう。知らぬが仏。見ぬもの清し、という言葉もあります。
 逆に、日本人は、この新型コロナの件についても言えますが、できる限り客観的な事実を知って、日本人がいかに良い国に生まれたか、ということを自覚したほうがいいと思います。

4月29日現在の WHOのデータから。
        十万人当りの死者数
United Kingdom      32.5    人
Japan                                   0.308人
 イギリスの1万人あたり3.3人としても、多分、疫学的には大したことでもないともいえるかも知れませんが、まして、日本の1万人当たり0.031人で、なぜ行動の自主規制をしなければならないのかと思います
 欧米が〜、1日あたりの死者数が、日本の累計死者数ぐらい出ていても、欧米が〜、ロックダウン解除するまで、日本は無駄に行動の自主規制を続けて待つのでしょう。

 いいことは欧米に学び、悪いことは欧米の真似をしないようにしましょう!

 いつの間にか日本は欧米を周回遅れにしていた事に気づきましょう