オーストラリアの大火災、ユーカリの葉は油分を多く含んでいて、とても燃え易いそうです。また、ユーカリの木の幹から剥がれる皮も燃えやすく、従って、幹の周囲をも広く燃え易くしているそうです。
 一度、オーストラリアのケアンズを中心に東海岸をドライブしたことがありますが、海岸沿いには、日本の小高い山とよく似た風景が見られます。つまり、旅行者でさえ、簡単にオーストラリアの山の中に入っていける環境にあります。
 テレビなどでは、長く続く少雨による乾燥が原因と報道していまが、放火も疑っておく必要があると思います。
 自衛隊が C 130輸送機を数機派遣するそうです。航続距離が短い C 130ではなく、航続距離が長く、輸送能力に優れるC 2を派遣できなかったのでしょうか。さらには、US 2を消防飛行艇として改良し再開発してほしいものです。石原元東京都知事が、前回の都知事選に際し、候補者の中で東京の木密地域の消防について語った候補者が一人もいなかった、と言っておられました。



 オーストラリアの大火災は、消防車が入っていけない広域の火災の消火において、他人事ではありません。

 確か、この US2、理論上、上野の不忍池に離着水できる性能を持っていたはずです。