日本在住の外国人労働者が母国の親族の医療費を日本政府に負担させていた時代がありました。民主党政権時代に始まったと聞いています。その後、現政権に変わって是正されたということですが、外国人労働者の妻が外国で出産した場合、その出産費用が日本政府から45万円前後出るというのは継続している様です。
 また、アメリカかカナダ出身の若い女性でしたが、日本で働いている彼女は YouTube で日本の健康保険制度に触れ、健康保険料を滞納していても、医者にかかった時に滞納分をまとめて支払えば、健康保険が適用され、安い費用で医者にかかれると言って得意げに話していました。
 別の20代のカナダ出身の女性は、日本で働くことを希望しており、その理由の一つは、日本の健康保険制度が魅力的だということを揚げていました。
 まだ所得の低いアジアの人々だけでなく、先進国の人々にとっても日本の健康保険制度は魅力的で、場合によっては食い物にしようと狙う人は少なくないことを認識しておかなければなりません。
 健康保険料の負担増を考える前に、やるべきことがたくさんあると思います。