『冷暖自知』
桜が満開でも、朝晩は寒く、昼間の暖かさにうっかり薄着
風邪をひきそうな季節ですね。
1日の温度の差は、身体だけでなく、心にも影響があるんです。
「なんかやる気がでない」
「今までできていたことができない」
「何も興味がわかない」
大人だけでなく、子どもの心にも、誰にでも影響があります。
メンタル産業医の櫻澤先生からご連絡を頂きました。
「自殺者が11年ぶりに増えてしまいました。だからこそ皆さんに
読んでもらいたい」と。
ホームページはこちら
↓ ↓
櫻澤先生は過労死等防止対策シンポジウムにも登壇され、
後輩の方を自死で亡くされているからこそ、
一人でも自死で亡くなる方を減らす活動をされています。
禅語「冷暖自知」は、
暖かいとか寒いは、本人が感じるもので、
本人にしかわからない。
娘が不登校になった時に
「学校に行きたくない」と言いましたが、
本当の苦しみを理解しようとせず、
私は娘が学校に行くことを当たり前と思い、
「行ってらっしゃい」と言いました。
「自分の気持ちはわかってもらえない」と。
死のうと思ったと聞いた時には、後悔しかありませんでした。
「冷暖自知」
相手の気持ちはわかりません。
だからこそ
「感じる心をそだてる」ことの大切さを
禅語が教えてくれているようです。