少年鑑別所と少年院は違う。
少年鑑別所とは
少年の処分を決める少年審判の際に
必要な資料を作るために、少年の心理状態や
事件の原因、更生するにはするには何が
必要かを調べるところで、2週間から
4週間の収容期間がある。
少年鑑別所の入所数が減る中、
食費についての記事が朝日新聞に書かれていた。
少年たちの食事を宅配にすると、食費が削減されると
いう話である。
今お金を出せば食事には困らない現在、
コンビニもあるし、ハンバーガーも高くない。
中食と言われるお惣菜の売り上げが伸びている中で、
「手作り」が貴重になっている。
アメリカの少年院での調査では、食事の質で、
暴行や盗みといった犯罪を減らせる事が
明らかになった。
宅配弁当で、食費が削減されるのは事実だが、
鑑別所だからこそ、
手作りの食事を食べさせてあげたい。
人の3大欲求の一つである「食欲」
食事はお腹をいっぱいにするだけでなく
心までも幸せでいっぱいにする。
少年たちの更生に、食事は大切だ。