子育て中のママがこんなこと言われたらどうでしょうか。
「まずは、こどもはふだんはできるだけばっちく、手洗いをしない。
多少の鼻水や軽い喘息や腹痛くらいでは、医者に近寄らないにかぎる。
医者に行って病名をいただいてこない。」
まだまだ続きがあります。
「そのうえで、抵抗力をつける。鍛えるというのではなく、無理をしないことです。熱があってもせきがでていても、風呂に入りたければ入り、のんきに過ごす。」
今年の10月30日に亡くなった、たぬき先生こと
毛利子来(もうりたぬき)先生の言葉です。
原宿で小児科医として55年間にわたり活躍された伝説の小児科医。
小児科医の先生がこんなこと?と思われるかも知れませんが、
子育てに「ねばならないは」はないと。
自分流の子育てを楽しむことを小児科医の立場から
教えてくれたたぬき先生。
なんとたぬき先生の名前は本名です。
私の子どももお世話になりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。