久しぶりに映画を見ました。
熊本・天草を舞台にした「のさりの島」です。
なかなか、素晴らしかったです(≧▽≦)。
オレオレ詐欺をしながら
旅をしている若い男役は、
藤原季節さん。
孫のショウタとしての若い男と、
しばし奇妙な同居生活を送るおばあさんが、
原知佐子さん。
監督は山本起也さん、
プロデューサーは天草出身の小山薫堂さん。
京都造形芸術大学、いまは京都芸術大学という
名前だそうですが、その映画学科の学生らが
プロと一緒に映画制作をする「北白川派」の
第7弾作品だそうです。
「のさり」とは天草の方言で、
よいことも悪いことも全部含めて、
いまあることを受け入れる、
天からの授かりものだと受け止める、
ことをいうそうです。
なかなかファンキーな島です。
あまくさが、
大好きです。( *´艸`)
劇中でとても印象的な、
映画の雰囲気を決めるような力のある
ブルースハープを、シャッターのしまった
夜の商店街で一人、演奏しているのは、
俳優の小倉綾乃さんです。
音色が鋭いというか切れ味があり、
そして憂いも、間もあり、
本当に素晴らしい音楽を奏でます。
まだ22歳くらいだそうです。
音楽家で俳優さんです。
美しい天草の崎津教会や、
海上から見るマリア様の映像もあり、
ほんとうに、
あのあたりを知っているものとしては、
心にしみる映画でした。
おばあさん役の原知佐子さんが
本当によい存在感を出しておられます。
なんかしらんけど、
受け入れてしまう。
そんな自然な風のような、
たたずまいでした。
ただいま絶賛上映中です~(^^)/