鍬山(くわやま)神社は、亀岡ICより車で約10分、府道6号(枚方亀岡線)沿いに
あります。
紅葉で有名な京都市内の寺社仏閣と離れた亀岡市郊外にあり、
隠れた穴場として注目されている名所です。
紅葉の最盛期は11月10日頃で一足遅れの訪問となりましたが、
まだ見頃は続いており、多くの人で賑っていました。
小生は、府道6号を大阪府茨木市内から向かいました.
沿道から一本の銀杏の大木が目に留まりました。
足を踏み入れることが憚れるほど、黄金の絨毯が一面に広がっていました。
大きな立て看板が目印です。到着しました。
鍬山神社は、和銅二年(709)に創祀と伝え、平安時代に編纂された『延喜式』「神名帳」にも記載された丹波国桑田郡十九座の内の一社です。
朱色の灯篭も目立たないですね。
主役をカエデやモミジに譲っていました。
11月中は七五三お祝いで訪れる方も多いようです。
当日も駐車場は満車に近い状態でした。
鳥居を潜って境内へとゆっくり歩を進めます。
2棟の本殿(鍬山宮・八幡宮)は京都府登録文化財に指定されています。
モミジが案内板をさりげなく引き立てていますね。
絡みつく真紅のモミジ
本殿へと進みます。
八幡宮:誉田別尊(ほんだわけのみこと)
誉田別尊は応神天皇に同じで、八幡神です。
永万元年(1165年)以降祀られる客神とされているそうです。
塀の傍のモミジ
鮮やかなモミジの真紅攻撃にヤラレマシタ。。。
鍬山宮:大己貴命(おおなむちのみこと)
大己貴命は大国主命に同じで、出雲神です。
創建以来祀られる主神とされています。
2棟の本殿はよく似ていますが、向かって右側が八幡宮、
手前(左側)が鍬山宮です。
拝殿(二宮共用)
紅葉と着物はよく合いますね。
奥まった場所に社務所がありました。
このブログを掲載している頃は、
紅葉も散っていることでしょうが、機会があれば、
一度訪ねてみてはいかがでしょうか。