1月17日は俺の誕生日だった。






しかし、忘れなれない、


1995年1月17日は、


多くの災害者を出した阪神大震災でした。


だから嬉しい反面、そのことを思い出すと喜べない自分もいるあせる


深夜のドキュメンタリー番組で、


遺族のインタビューを見ると心が痛み、


改めて当時の災害を見ると、


地震災害の恐ろしさを強く印象づけらました。






ただ、過去の映像を見て、


気付きが一つありました・・・


言葉の輝きですアップ







倒壊した家屋を火災が襲い、


焼け跡はガレキの山。


テレビの女性キャスターが現場を取材してた時、


ガレキの上を、


郵便配達員が郵便物を届けようと、


あちこちと駆け回っている姿を見た時、


やっと受取人を探しあてて、


ホッとした表情が映り、


その光景に女性キャスターも心を打たれたらしく、


直前に視察に来ていた、


自民党の議員数名がニヤニヤしながら、


壊れた建物を眺めている姿と対比させながら、





「いつの時代にも、世の中を動かしているのは、こうした地味な人たちです」





という言葉で結んでいた。





こういう言葉って、


テレビを観ている人に共感を呼び、


人々に希望を起こさせるんだと


少なくとも俺は共感を感じました。


なぜなら、真実を突いているからです。


目立たずに、やるべきことを一生懸命やっていく人達の力が、


社会を支えているんだという現実を感じた。


女性キャスターが言った言葉には素晴らしさがありましたアップ





真実に迫り、核心を突いた一言。


これが話の中にあると、


俄然、言葉は輝き、説得力をもつことになるんだ。





ふと、昔のサラリーマン時代の社長の言葉を思い出した。


我が強く、自説を押し通しては、


上司とトラブルを起こしていた俺に言ってくれた言葉が忘れられない目





「よい友、よい間柄はワインと同じだよ。

 年月をかけて作りあげるものだからな」






社長の笑顔と穏やかな口調が言葉にマッチしていて、


上等なワインのように、


俺をいい気分にさせてくれたよな・・・


良い関係は時間をかけて、丁寧に作っていくもの。


この言葉は今でも大事にしていますアップ





言葉が人の心を輝かせ、


いつまでも心に留まるために必要な条件は何かはてなマーク


人の心を輝かせるには、


何より、言葉自体が輝いていなくてはならない。


日常、誰もが使う平凡な言葉でも、


時として光り輝くことだってあるんだろうな。





俺が大好きな言葉、




「ありがとう」




当時の社長から、


しみじみとした口調で発せられた時、


これまでの苦労が一度に消し飛んでったなーーー


なんの変哲もない、


「ありがとう」


の一言が凄い力を発揮するんだと・・・





だから好きです、




「ありがとう」




って言葉が




まだまだあるだろうな、


言葉が輝く条件って・・・




17年前の大災害をテレビで改めて見たけど、


言葉の輝きを改めて考えさせてくれたことが・・・





素晴らしいバースデープレゼントだったグー





1995年1月17日の阪神大震災で亡くなられた、


犠牲者の冥福を祈ります。





合掌