<この記事は、義母とのやりとりを綴っています>
先日の夜、入院中の義母から
大事な話しがあると電話がありました。
(義母は脳腫瘍による認知症)
義母
よく考えたら
貯めたお金をトミーちゃんにそっくりそのまま渡したけど
かやしてくれんと生きていけれん。
子供に使ってしまったんやろうけど
無いと困るんよ。
私
子供に使ってないよ。
お金はちゃんとあるよ。
使ってしまったことをアレコレ言うつもりはない。
あんたがとったのも
学費で大金がいるのだから、そりゃ仕方ないし
使こうてくれていいんやけど
私かて、お金がないと
退院してから暮らせれん。
ご飯買ったりできん。
(´;ω;`)
いやいや子供に使ってないし、とってもない!
おかあさんのお金は、おかあさんの事にしか使ってないから!
それから
退院のあと、一緒に暮らすでしょ?
ひとりで生きていくんじゃないから
ご飯のことも心配しなくていいよ。
・・・。
けどな、全財産はたいとるから一銭もねぇんよ。
財布にお金がなくて
(1万入ってる)
好きな駄菓子を買いに行けない。
パーマしてもらおうと思っても行けれやせんかった。
(※病院外に出ようとして何度も戻された。ちなみに髪の毛はない)
私が自由にできるお金がない。
拘束されてるようで嫌なんよ。
じゃぁ、どうしようか?
どうして欲しい?
お金を自分で持っとく?
いや、私はすぐ置き忘れるから、かやしてくれんでええ。
それじゃぁ、
お財布に多めに入れておこうか。
3万くらいあったらいい?
そんなになくてええ。
今と同じでその都度くれたらええ。
・・・。
お金をとったとか言ってごめんなぁ。
「とった」は方言みたいなもんで、悪い意味はなかった。
こらえてくれ。
この先、ひとりで生きていけるか
不安なだけなんよ。
そう話し、電話を切りました。
(´;ω;`)
義母は
私が子供(孫)のために使ってしまった、、、と思い込んでます。
それはもう覆らないので諦めました。
介護費をやりくりする日々。
もし何年も続けば底をつき、自分たちの資金を切り崩すことになるだろう。
そんななか
こんなやり取りが幾日もつづくと
ついつい腹も立っちゃう。
おかあさんのお金は、勝手に使ってない!
心の声が大きくでてしまいました。
「大丈夫。安心して(*^-^*)」
そう繰り返してあげればよかったんだけどね。
忍耐足りず
ごめん。
ただ、言い合いになったことで
不自由さを感じていたんだなぁと
知ることができました。
好きなときに
食べたいお菓子を買ったり
好きなときに
出かけて用事を済ませたり。
誰かに頼らず好きなことをする
、、、という自由。
自分らしく生きるために
大事なことですもの。
どうすれば
見守りつつも拘束し合わず
自由を感じられるか?
色々考えてみようかね。
もうすぐ義母は退院します。
一緒に過ごせる日は、あとどれほど残っているでしょう。
病はまた
急速に進んでしまうかもしれないけど
家でのささやかな時間のなか
余計な心配をせず
穏やかに居てほしい。
そう願うtommyでした^^
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