ひぐまブログ-凶悪

 Amazon→凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)










「新潮45」編集部編


発行:新潮社(2009年11月)








これはホントに衝撃の内容ですね。


サブタイトルのとおり、ある死刑囚が告発をするわけですが、


数の問題ではないけれど殺しすぎです。





ある死刑囚、後藤死刑囚の告発、というか告白の一部を抜粋すると、


  ・・・焼却場で燃やして処分して始末した。


  ・・・消息不明では無く殺されているのです私たちに。


  ・・・山の中に、死体遺棄するに至る。





この告発を元に上申書を提出したことから、主犯の「先生」こと三上静男が逮捕、


起訴されるに至ったわけです。


「上申書殺人事件」または「上申書保険金殺人事件」といわれています。


しかし立件されたのは3件の告発のうちこの1件だけ。




まさにパンドラの箱を開けてしまったわけで・・・

今後の成り行きが注目されるわけで・・・



人の命を金に変える錬金術師、モンスターです。