ひぐまブログ-イルカと墜落  Amazon→イルカと墜落


著者:沢木耕太郎
発行:文藝春秋(2002年3月)


NHKのドキュメンタリーでイソラドと呼ばれる
先住民を取材するためブラジルへ。
一度目の取材時にピンクイルカに出会い
二度目の取材時にテロに遭遇、その後墜落。

ピンクイルカはあんなにカワイイのに
「性的に成熟したオス」なんですってよ。


二度目の取材への出発がまさに2001年9月11日、
もちろんハイジャックにあった訳ではありませんが
一歩間違えば、です。
でも著者的にはおそらく「いい経験した」ってことになるのでしょう。

テロの余韻も覚めやらぬうちに、ブラジルで乗っていたプロペラ機が墜落。
しかしノンフィクションの旗手が墜落の恐怖をどう描くのかという期待は
見事に裏切られました。
 -思わず私の口をついて出てきそうになった言葉はこれだった。
 -マジかよ!
こっちが「マジかよ」です。


それにしても9・11に関しては、ツインタワーの崩壊スピードが速すぎて不自然とか
衝突されていない隣のビルがなぜかきれいに崩れ去っているとか
事件の数日前に停電やら避難訓練やらが行われていたとか
飛行機が衝突してペンタゴンの壁に開いた穴が小さすぎるとか
いろいろ不可解な点が出てきていますね。
ホントにチェイニーの陰謀なのでしょうか・・・