ひぐまブログ-救援力  Amazon→救援力 リリーフ投手の極意

著者:鹿取義隆
発行:ベースボール・マガジン社(2008年9月)


私の少年時代、テレビをつけるといつも投げていた記憶があります。
王監督に「鹿取られて」いた鹿取-角-サンチェの時代もありましたね。
略して「KSS」ってあんまり語呂がよくないですが。。。
「SSK」だったら野球用具メーカーがスポンサーについてくれていたかもしれないですけど。

西武に移籍後の「サンフレッチェ」と呼ばれた鹿取-潮崎-杉山も「KSS」
しかしなぜ「サンフレッチェ広島」からこの三人が「サンフレッチェ」と名付けられたのかは謎。

入団した頃のことを振り返って「当時の先発陣は新浦、堀内、加藤のいわゆるNHK」
と書いていましたが、はて、そんな言い方してたっけ?
たしかに語呂はいいですけど、これは後付け?


そんな著者のジャイアンツ入団は、ドラフト会議をボイコットした昭和53年なんですね。
ドラフト外の選手補強でお声がかかったそうですが、どうしてもジャイアンツに入りたかった
スーパースター江川がいたからこそ入団できたという幸運の持ち主です。
しかし入団してからは、実働年数を考えれば鹿取のほうが活躍したと言う人も
いるかもしれませんね。

引退後はコーチとして、巨人-LAドジャース(マイナー)-巨人-欽ちゃん球団-第1回WBC日本代表。
この欽ちゃんから日本代表というギャップがすごいです。
何でも、審査員として参加した「仮装大賞」の打ち上げで意気投合して、
その後コーチを引き受けたそうです。

今度はチームが財政難で危機にある吉田えりちゃんともども独立リーグを何とかしてほしいですね。