お久しぶりです。

随分とサボっておりました。今回、ペンキ屋としてといいますか建築塗装の道具が近年様変わりしてまして取り留めのない拙いblogになります。


私が丁稚の頃は今みたいなミニローラー、ミニコロ等各地名称は様様ですがそういった便利な道具もなく基本的に刷毛仕上げでした。

私の師匠、樋口塗装代表なる父は刷毛塗りの仕上げが大好きで徹底的に叩き込められました。当時は凄く嫌いな作業でした。

塗りつぎに気を配らなくてはいけない、刷毛目を気にしなければならない等…刷毛仕上げよりローラーの方が早いし良いやん。なんて思う気持ちでした。

まだ当時は手っ取り早く綺麗に仕上がるローラー最高!でした。間違ってないんですがね(笑)

ローラーに関して、良い悪いはありません。何故ならローラーこそメーカーが切磋琢磨した技術だからです。


ですが、部位によって使い分けをしてみると良いかと思います。

樋口塗装は丸い樋は刷毛仕上げで塗装します。




美しいヌメリのある仕上がりです。

波トタンの仕上がりも。もちろんローラーも使いますが、波トタンは必ず刷毛仕上げで納めています。


刷毛塗りの基本はたっぷりとネタを含ませ均一に塗り続ける。

カップガンでもローラー塗装でも出せない古来からの技術!

刷毛塗りでの唯一無二の仕上がりでした。