「続・本当に医学部でよいのか論」というブログを読んで納得したこと。 | higuchinoraのブログ

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受験、子育て、お金、犬、料理、旅、日々の忘却録です。

こんばんは。

NORAです。

 

子どもは東京の私立医学部へ地方公立高校から現役合格し、通っています。

国公立前期日程ご縁がありませんでしたが、後期日程は合格をいただいています。熟慮の末私立に通うことにしました。

 

今回はよく読ませていただいているブログに私自身コメントしたのですがとても考えさせられる記事でしたのでシェアさせてもらいたくて書いています。

ここからは私のコメントです。ダウンダウン少し変形させております。すみません‥。

はじめまして。はじめてコメントさせていただきます。私の娘は小さなころから、「ぼくは18トリソミー」などたくさんの患者さんや、その家族や、医師などの本をよんで人を助けられらるような医師になりたいととずっとその夢を叶えて、医学部に進みました。

YouTubeでみるようなお金がもうかるから、とかそういうものには興味は全くないようです。

一生涯勉強はつづくし、体力はいるし、お給料が多少高くても(大学に残れば私立なら学生の方がお金持ち、都会の勤務医はバイトをして何とかなるぐらい)割りの合わない職業ではないかとおもいます。

 

学校では親の仕送りは15年ぐらいは覚悟してください、と言われました。

 

医師を育てるのは学校を卒業してからも、前期、後期研修がありそれで一人前なのかと言われてもそうではないといわれています。

私は薬剤師ですが、薬局が薬価差で儲かった時代も過ぎ診療報酬改定の度に技術料が下げられ、マイナンバーや、電子薬歴、キャッシュレス決済などの導入などの整備のため、経営が厳しくなり薬剤師のお給料も非常に低い状況です。

 

しかしながら、私は女性ですので、万一子育てで離職し(私はしませんでしたが)、再就職となると薬剤師の資格はありがたいものだな、とおもいます。この国でのジェンダーギャップはすさまじく女性は社会から買い叩かれる安い存在だと思うからです。

医師は異なり、女性医師が一旦離職すると男性医師にその皺寄せがくるという事実は知っていますので、子どもが結婚しないという選択も致し方ないとも思っています。(実際子どもは結婚しないかもしれないと宣言しています。)

それぐらいの覚悟も必要かもしれないのが医師だと思っています。

娘は、大学に入ってから先生に受験勉強のようなものではなく、広く世間を見たり、知ったりして見聞を広め教養を深めなければ医師としては生き残っていけないよ、といわれたそうです。

医師に求められるのは受験勉強のように答えがあるものではなく、答えがないものにどのように取り組んでいくかが大切だからこそ、そういわれたのかなとおもいます。

話はそれましたが、私の学生時代から続く成績の良い人間はもったいないから医学部とか(私の友人もその手です)今のようになにがなんでも医学部へみたいなブームは非常に違和感を覚えます。

 

実際子どもの友人もまた、うちの子と同様小さなころから医師になることを目指し東大理Ⅲに受かりましたが、合格最低点が昨年より約30点ほど上昇したと話していたそうです。

医師に求められるのは、お金が欲しいとか名誉が欲しいとかではなく人間力と、絶え間なく努力を続ける意識だと個人的には考えます。

だから今回の問いかけに、私には非常にしっくりときました。

ありがとうございました。