医学部受験、選択科目について公立高校の子どもはどう考えたか。 | higuchinoraのブログ

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こんにちは。

NORAです。

 

子どもは東京の私立医学部へ地方公立高校から現役合格し、通っています。

私立は4校中2校合格しました。(1校は共通テスト出願で、共通テストに得意科目で失敗したため合格できませんでした。)

国公立前期日程ご縁がありませんでしたが、後期日程は合格をいただいています。熟慮の末私立に通うことにしました。

 

子どもは公立王国の愛知県で育ちましたので受験で公立高校に入学しました。

東京大、京都大をはじめ難関校を目指す生徒が多く、理系は基本国公立に進むのが割と当たり前、浪人するのは当たり前の学校でした。

 

本日は受験のための理科と社会をどのように決めたかについてお話したいと思います。

 

高校受験で入ってから1年もたたないうち(秋ごろ)に理系、文系の選択以外に選択科目を決めるように学校からいわれます。

 

子どもは医学部受験で生物が好きでしたし、実は1年のころ生物と物理はさわりをちょこっとやるんですね。それで数学が5教科の中でも数学が少し苦手だった子どもは物理も生物より成績は良くありませんでした。

 

生物は、大学に行ってからでも遅くないが、物理は高校で基礎をみっちりやっていたほうが良いというのは、Yahoo!知恵袋などを読んだりしてそうなんだと初めて知りました。

 

実際どっちが良いか何日も何日も考えました。

 

それと合わせて社会は何を選択するかも並行して考えました。

 

将来、海外で働くことを視野に入れていましたので、教養としての「世界史」がいいだろうということは大体頭には描いていました。

上の子どもも「世界史」をとっておりました。

 

地理は確かに点数としては努力の量に対しての高得点をとれる可能性は高いけれど、共通テスト9割以上を狙うとすると地理は怖いかもしれない。

 

実際2018年「ムーミン問題」でにぎわせており、実際努力した時に高得点が狙えるのは「世界史」だろうと考えました。

もちろん歴史に関しては好きか、嫌いかが大きく反映されるので最終的には本人が「世界史が好き!」という理由で選択しました。

 

理系医学部志望者にとってはある意味時間を割きたくない科目に大きな時間をとられるというリスキーな選択でした。

 

私が医学部受験のために基本の道しるべとした

 

「医学部 受験の叡智」合格の天使著

 

によると

 

マスターするための時間

 

世界史>日本史≧政経倫理≧地理

 

本番での得点のしやすさ

 

世界史=日本史≧政経倫理≧地理

 

と書いてありますが、そこにもこう書いてあります。

 

結局好きであるか、興味をもって勉強に取り組めるかがすべて

 

で、うちは世界史をとりました。

 

先に決まったのが、社会でした。

 

そして物理か生物か。(化学は問答無用で選択です。)

 

物理は計算間違いが命取りにはなるが、思考力があれば勉強時間としては少なくても、高得点が狙えるし世界史との相性がいい

 

しかし成績は生物の成績が大変よく(当然ですね。ずっと医師になりたくていろんな本をよんでいたのですから)
1年生に物理を持っていただいた先生に相談すると「あなたには物理は向いてない」とひどい言われようだったそうです。

 

しかし、その言葉を持ち帰った子どもと家族会議で相談し、上の子どもの助言で上のこどもを持ってくださっていた別の先生に相談しに行きました。

そして「どの辺が改良すればよいか」など具体的なアドバイスをもらい最終的には

 

物理選択を決めました。

 

子どもは計算が遅く、計算ミスも多かったためここが物理をすすめられないポイントの一つだったように思います。

が、逆に言えば数学が苦手では医学部は合格できないし、数学ができるようになれば物理もできるようになる、と考えたのです

 

そして共通テストでは

 

物理は100点を見事とりました。

 

本人が悩んで悩んで決心して、覚悟を決めて臨んだのでこういった結果をもらうことができました。

 

結局現在通っている私立医学部も今年の物理は相当難しかったようで、同級生で物理で受かった人も少なく、物理が難しかったことも知れ渡っており、私立入試の時さえも大きな合格の支えになった科目になったことは間違いありません。

 

情報が多い中で本当に

ダウン著書はほぼ塾なし、Z会と学校のみで医学部受験に臨む私たちのバイブルでした。