こんにちは。
NORAです。
子どもは東京の私立医学部へ地方公立高校から現役合格し、通っています。
国公立前期日程ご縁がありませんでしたが、後期日程は合格をいただいています。熟慮の末私立に通うことにしました
公立王国の愛知県ですので高校は公立に進みましたが、医学部をあまり押していないこともあり情報を収集することができませんでした。
しかも塾は自習室を使わせていただくことに限定し通わせてもらっていたため、1科目しか授業をとっておらず、ここでも医学部受験に必要な情報を収集することが難しかったです。
しかし医学部は情報戦
この一言に尽きます。
子どもは勉強に忙しく、国公立の前期日程のみ決めて一心不乱に勉強していました。
後期日程の出願校を決めたのは共通テストの後でした。
そのぐらい時間がないので私が積極的に私が本やインターネット、医学部専門の予備校の先生が配信するYouTubeなどで勉強し情報収集をしました。受験校決定の際(私立併願校)一番お世話になったのはメディカルラボさんの本です。
高3になる春に前年度の
「全国医学部最新受験情報」を購入しました。
この本は非常によくできており2,500円という価格でありながら、全国すべての国公立、私立医学部の
・学校の基本情報
・アドミッションポリシー
・受験科目
・学費
・浪人と現役の比率
・出題傾向
・各科目の配点割合
・試験科目の難易度
・受験会場情報(受験できる会場の場所や所在地)
・難易度、偏差値
・地域枠の情報
・小論文の課題
・面接で聞かれたことや時間
その他いろいろ必要な情報がすべて詰まっています。
そのうち一番重要なのが
・受験日と合格発表、入学金の締め切り日
です。合格したら入学金を入れなければならないのでやみくもに受けるわけにはいかないのです。お金が無尽蔵にあるご家庭ならまだしもうちにはそんな余裕はありません。
入学金だけ入れればいいかと考えていたらそうではありません。同じ時期に半期、もしくは一年分の授業料も納めなくてはなりません。
入学を辞退すれば入学金以外は返金されますが、入学金が高いのです。
私立大学に関しては入試日程が毎年変わるのと、2024年度でいえば関西医科大学が大幅な値下げをしたり何かしらの
変更事項はありますが大まかな受験についての予備知識をつかむにはとっても良い本です。
最新版は10月ごろに発売されますが、その時になって購入しても全体像をつかむのにずいぶん時間がかかるので私はあえて春の段階で前年度のものを購入し勉強しました。
学校も非常に特徴があり、1年目に寮生活がある学校、入試方式が様々にある学校、英語教育に力を入れている学校、推薦枠がある学校、地域枠がある学校などなど。
塾にお任せしている方も多いですし、お子さんの個性をしっかりととらえてくださっている塾の先生をお持ちならもしかしたら不要かもしれないです。
しかし塾も学校もあまり頼ることができなかった私にとってはこの本があることにより、受験校を子どもの性格や、得意科目、将来の医師像、用意できるお金などのすべての情報を得て現役合格できたと思っています。
情報量の何倍も価値がある一冊です。