最近、 チェンソーで 滅多に壊れない と、言われている部品の故障が多発 してます。
もちろんスチールではないんですけどね
イグニッション モジュール (コイル)
当店の お客さんには チェンソーに古い刈払い機のプラグをつかわないでくださいね と、よく お話してます。
プラグはサイズが同じだと 使える と思ってしまうお客さんが多く、なんでもつけてしまう方が多いのです
左が レジスタ (抵抗)入りプラグ 右の3個はレジスタ無 ネジサイズは同じなのです
古い刈払い機はレジスタ入りが指定ではないのが多いのです。
レジスタ無は 高価な部品の故障を引き起こすのです
かかりつけの お店が ウチだけではない方も多く(距離の関係でね) 他店で レジスタ無の プラグをよこされた って方も多いです
エムトロニック エンジン には レジスタ無のプラグはイグニッション (コントロールユニット)の故障を引き起こします
スチールを取り扱ってると メーカーや販売店仲間の交流で レジスタ無の プラグは在庫やめた とか 危険性を知る機会があって 私もかなりまえから在庫すらやめてました
レジスタ付には R がついております
BPMR7A
WSR6F
NGK の レジスタ の説明文
・セラミック抵抗体を内蔵し、スパークで発生する点火ノイズを抑えます。
・カーラジオ・モービルハム・自動車電話に混入する、電波雑音を防止します。
また、エンジン制御コンピュータのノイズによる誤作動を防止します。
レジスタープラグは、抵抗体を内蔵しているため、始動性、加速性、燃費、排気ガスなどが悪くなるように思われがちですが、これらのエンジン性能に悪影響を与えることはありません。安心してご使用下さい。
と、記載されております
エムトロニックだけが コンピューター と思われがちですが、 最近の一般的なチェンソーや刈払い機の イグニッションモジュール(点火コイル)
にはマイクロプロセッサーなる 点火タイミングを最適にする 回路がついてるので コンピューター制御してるのと同じで レジスタ入り プラグは当たり前だと認識してました
そしたら、○マビコ 新ダイ○ の展開図の 指定プラグには レジスタ入りの品番ではないものが記載されいたので
レジスタ入り じゃなきゃダメ って認識 が 各お店毎の取扱メーカーによって違うんだ と知りました
故障で入庫してるのは このメーカーのやつです
それじゃ レジスタ無プラグしか在庫してない お店 もあるよねー と こういった情報はメーカーから発信していただけるのが一番いいんですが・・・・・
イグニッション モジュールが壊れると、エンジンが 全く かからない場合もありますが、 スパークはおきていて
なかには 一瞬は エンジンがかかるが アイドリングが続かないモノ
点火タイミングが遅れて アフターファイヤー が起きる ピストン位置が適正でない時に点火してしまう モノ (キャブ側に爆発がくることがあります
)
など があり 経験がないと イグニッションの破損だと判断しにくいものが多いです。 この手の故障はセカンドオピニオン的に他店で直せず、ウチにくるケースが多いです。
そして 点検の際 プラグホールにプラグを当てて スパークしてるかの確認はやめてください 火事になります
またそれだけでは正しい判断できません。 当店にくる 自己判断で 火花が 飛ばない というお客さんの95%ぐらいは間違いです
多くは吸込んでいただけ と、いうのが多いです
当店には 火花試験機があるので、 適正な火花を飛ばせているかで判断します
と、メーカー指定 プラグ が レジスタ入り でないことがありますが 壊れ方を見ると
レジスタ入りにした方がいいと、 私は思います
また、プラグだけでなく コードの断線、ショート、アース不良等 いろんな イグニッション故障の 原因 ケースもあります。
そして図の1番のユニオンナットが頑丈なものがお勧めです
スパークが強くなってるせいか、ここが摩耗する ことが増えてます。 当店の在庫のプラグはスチールの承認したプラグ ボッシュ を在庫しております。
交換の目安は 100時間です