こんにちは。
西日本豪雨により
お亡くなりになられた方が
現時点で12名もいらっしゃいます。
ご冥福をお祈りいたします。
また多くの被害も出ております。
お見舞い申し上げます。
この雨がまだ続くようですので、
くれぐれもお気をつけください。
私も
昨日は
広島~博多間の運転が見合わせされていたことによる影響で
新幹線が1時間以上遅れており
名古屋駅も大混雑で少々困ってしまいましたが
JRのスタッフの方の的確なアドバイスにより
予定の30分遅れで東京に戻れて助かりました。
異常気象はもちろん、
先月は信号の故障が原因で
新幹線の中に6時間ほど缶詰になりましたし
飛行機も欠航や機材トラブルも散見されていますので
スケジュールも少し余裕をもって立てた方がいいかも、
と感じたりしています。
余裕を持っておくことは
経営する上で最も重要な要素の一つだと思います。
平常時を当たり前として
無駄なく合理的に事業計画を立て経営をすることは
例えると
信号が全部青だという前提で到着時間を予想するカーナビくらいナンセンスなこと
だと思います。
事業を継続していく上で
想定外のことはたくさん起こります。
なので、
非常時を想定した上で事業計画を立て経営すること、
そして非常時の準備を
ほとんどはムダになってしまうとしても
キチンとしておくこと、
これが時間が経つにつれ
企業力・経営力の差になって出てきます。
これはビジネスでも同じだと思うのですが
準備したことが100%ムダにならなかったとしたら
それはただ運が良かっただけで
実際は準備不足だと考えるようにしています。
準備したことの30%くらいがムダになったとしたら適度、
準備したことの50%くらいがムダになったら十分、
と考えるのが妥当なんだと思います。
「そこまでは準備していません」の
「そこまでは、、、」をどこまで広げることができるのか、
それが事業を持続させるためには重要なのだと思います。
余裕を持っておく、
ムダになるかもしれないが備えを持っておく、
その上で成果も出し利益も出していける、
それを当たり前の基準にして経営することが
継続的な成長につながると考えています。
効率と合理化を追求する先にあるのは
多分、過当競争の世界です。
ムダこそ文化の源泉であり
企業の独自性になっていくように思います。
だからウチの会社は来客された際、
ああいう感じにしています。
それがみんなが有給を完全消化できているのかも、、、
と思ったりもしています。
非常時のために
どれだけ余力を貯めておけるのか、
もちろん目に見える資産だけではなく
インタンジブルアセットも、です。
どちらかというとインタンジブルアセットに価値を見出す時代が
目の前に迫ってきているようにも思います。
結果の90%は準備で決まる、
と社内では教育しています。
たくさんのムダになるかもしれない、
でもそれが独自性であり
余裕であり、
非常時の備えでもある、
「そこまでは、、、」のない経営を
引き続きしていこうと思います。
それでは、よい週末を。