あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。


2016年がスタートし、

成人の日の三連休が終わりました。

今年、新成人を迎えた方、おめでとうございます。

「光陰矢のごとし」時間はあっという間に過ぎるものです。

だからこそ一日一日の小さな毎日をあじわいながら、楽しんでいい人生にしてください。


そして僕の今年は後厄、

今年も正月に明治神宮にて祈祷、

太鼓をおもいっきり叩いてきました。

そして住所・名前・お礼と抱負を念じてきました。

そして4日から業務が始まり、

5日からは対外的な活動も始動し、

今年も新年のご挨拶に勤しんでおります。


年頭所感については

中日新聞・日経新聞・日経MJ新聞に投稿させていただきましたが、

「畑から食卓までの価値創造」をテーマに掲げています。

新しい挑戦がいよいよ具体化する初年度でもありますので

今年の師匠からの年賀状でいただいた「社会の軸たれ、気宇壮大たれ」という意識とともに、

これまでの社会をもっといいカタチに変えてしまえる施策を

具体的に進めていきますので、

ご期待&ご理解&ご協力ください!


そしておまけで今年の干支・丙申(ひのえさる)について。

丙申(ひのえさる)の年です。

ちなみに2015年の乙未(きのとひつじ)は

「抵抗勢力が力をつけ面倒なことが生い茂り、陰気ながら勢力同士が衝突する」

という意味がある通り、

イスラム国主導のテロが世界で頻発し、

難民問題や世界経済の失速が明るみになる年でもありました。

今年の丙は、火の兄と書き、(あきらか・さかん)に燃え広がるという意。

申は、「呻く(うめく)」の申で、果実が成熟して行って、固まっていく状態。

丙申は「問題が表面化する事で、問題を解決する決断力・行動力が必要となり、支配勢力・主流勢力が力をつける」年という意味なんだそうです。

ちなみに干支が実は動物ではなく時間や方位を表す方法なんですよね。

しかも干は太陽のことで、数も12ではなく10で、太陽が10個あって、

その10個の太陽が順番にこの大地を照らしていると考えられていて、

それが一周することを「旬」なので、一カ月を10日ごとに「上旬」「中旬」「下旬」と現していて、我々が現在も使用していたりします。

そんな十干だったものが、西アジアの概念の十二支と合わさってできたのが干支(えと)という概念です。

そんな時間・方位を現す干支が60あり、

それを全て経験し、また元に還る(かえる)ことをお祝いするのが「還暦」だったりします。

ちなみに今の私たちが使用している時間の概念の中で、

一年が12カ月あるというのはメソポタミア文明の発明品、

また元旦を起点として一年を365日とする太陽暦を発明したのはエジプト文明だったりします。

これは世界史や易経などの古典にとっている普通の知識ですので、

「知りたい病」の方は誰でも調べればわかることですが、

我々人類の歴史を紐解くと、

人間はほとんど同じような動きをすることを悩み、苦しみ、それをどう解決してきたのかもわかったりするから助かります。

「賢者は歴史に学び、愚者は自らの経験に学ぶ。そして歴史を学ばない者は歴史を繰り返す」の真意のひとつがこれでしょうか。

そんな干支の今年は丙申。

年始早々、サウジアラビアとイランの国交断絶、北朝鮮の水爆実験に加えて世界同時株安など、今年は世界的に少し世間が騒がしい年になりそうですが、

まずは心身ともに健康であること、そして安全が第一であり、幸せのベースです。

今年も元気に明るく積極的にいき、

みんなでいい一年にしましょう!