こんにちは

気がつけば4月も残り一週間を切ってしまいました。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


僕は4月早々に体調を崩してしましたが、

おかげさまでほぼ完治しました。

ご迷惑をおかけした皆様、

本当に申し訳ございませんでした。。。


さて、今月はほとんど事務所に座る時間がなく、

国内外を転々としておりました。

NYでは兄貴分と姉貴分とご一緒させて頂き、

そこに妹分が合流、、、という

勝手に内輪だと解釈している方々がつながっていく、

そして兄貴分の威力と、

ご一緒いただいた経営者ご夫妻のお力もあり、

何とも夢のような時間を過ごさせて頂きました。


さて、

昨日、業界団体の会合にてスピーチさせていただいたので、

弊社関連会社について

ここで再度ご報告させていただきます。

昨年11月、

弊社と生産者さんとの合弁で資本金500万円で

株式会社茨城もぎたてファクトリーを設立しました。

そして先月、

同社の資本金に4500万円の増資を行い、

これに加え第三者割当を行い、

プレスリリースもされておりますが、

農林中金・JA共済連の六次化ファンドから5000万円の投資を受け入れました。

資本総額を1億円として、

工場建設・年度内稼働を目標に

海外野菜と戦える国産野菜の加工事業を目的として

事業を進めていくことになりました。

この会社の代表取締役社長には

30代中盤の生産者団体の代表が就任、

取締役にはキャリアのある生産者と

これまた30代中盤の弊社マネージャーを抜擢しました。

僕は会長職として、

微力ながらこの事業に参画させていただいております。

また茨城県、茨城町、そしてJAグループ茨城の全面協力を受け、

数年後の目標は年間1000トン、

将来的には年間10000トンの国産野菜を

海外産からリプレイスすることを目標に事業を進めていきます。

具体的には、

今でも中国から年間約25000トン以上の冷凍ほうれん草が輸入されており、

それが国内で消費されているという現状があります。

コスト面を考えるとしょうがない、、、というのがこれまでの常識でした。

今回のこの事業は、

コスト面でも中国産に負けない、

もちろん農家さんから値切るわけでもない、

そして当然ですが美味しい!

それを実現するためのものです。

これが可能なのか?という議論については、

もう7年以上も前に「可能」ということで結論が出ており、

今、実際にこれを進めておりますので、

今後はこのビジネスモデルを全国に広げていこうと考えています。

来月にはこの事業の九州版の準備のために

株式会社博多おかわりフーズを設立します。

もちろん、弊社の本社がある三重県・東海地方でも

このビジネスモデルを使った準備を始めています。

この国の農業はもっとよくなると思いますし、

もっと豊かになれると思います。

我々の事業がその一助になれば幸い、

そう考えています。

「40歳までは我慢して準備に徹する」

この言葉は昨年11月までの20年間の僕の口癖でした。

「早く40歳になりたい」

これも同じくあまりにも言い過ぎた言葉です笑

この国の農業について、

10年以上勉強してきた中でわかったことは、

「この国の農業はもっと豊かにできる」

ということでした。

このビジネスモデルは、

僕が考えているこの国の農業イノベーションのまだ一合目です。

この国は農業を通じてもっと豊かになれる、

そう信じて、

実業ですので飛躍的な成長は期待できませんが、

地味に地道に着実に成長を目指して頑張っていきます。

ご協力して頂ける生産者の方がいらっしゃれば、

お声かけいただけると幸いです。


この国のみんなでよくなるために、

この国のみんながよくなるために、

勝手に頑張ります!