こんにちは。


先日、


第一等のリーダーとは、、、ということを書きかけて


タイムアップがきてしまいました。


失礼しました。


本日はその続きを。。。



老子は好きでたまに読むのですが


数年前に弊社顧問のI先生からいただいた


タオ-老子 加島祥造著 筑摩書房


という本がありました。


この本は読みやすくてわかりやすくて最高なので、


この本の中の「最上のリーダー」という章を引用させていただこうと思います。



「道(タオ)と指導者(リーダー)のことを話そうか。


いちばん上等(第一等)なリーダーってのは


自分の働きを人びとに知らさなかった。


人びとはただ


そんなリーダーがいるとだけ知っていた。


その次(※第二等)のリーダーは


人々に親しみ、褒めたたえられ、


愛された。


ところが次の時代になると


人々に恐れられるリーダー(※第三等)が出てきた。


さらに次の代になると、


人びとに侮られる人間がリーダー(最下等)になった。


ちょうど今の政治家みたいにね。


人の頭に立つ人間は、


下の者を信じなくなると、


言葉や規制ばかり作って、それでゴリ押しするようになる。


最上のリーダーはね


治めることに成功したら、


あとは退いて静かにしている。


すると下の人たちは、


そのハッピーな暮らしを


「おれたちが自分で作り上げたんだ」と思う。


これがタオの自然にもとづく政治であり、


これは会社でも家庭でも同じように通じることなんだよ。」

(以上、 タオ-老子 より)



※は僕が勝手に解釈したことです。


僕は第二等のリーダーをすごいリーダーだと勘違いしていました。


そして第一等のリーダーになりたい、


そう思うようになりました。


そしてそういえば第一等のリーダーを一人知っている、、、と。



「自分は正しいって主張しないから


かえって人に尊敬される


自慢しないから


かえって人に尊敬されるし


威張って見下さないから


人はその人をリーダーにしたがる」


(同 タオ-老子 より)


そんな人になれたらいいな、、、


最近強く想うことです。



ご参考までに。