GW突入。



とはいえ勉強会や社員の結婚式などで


まだまだGWに突入した実感が湧きません。。。(汗)


そんな中、


今朝も先週から始めた渋谷-恵比寿間の電車通勤をしたのですが(今朝で3回目!)


混み具合は先週と変わらずでした。


世の中のほとんどの方は暦通りに生活されているんですね、


ちょっと安心しました(笑)



さて、


先週は出張や勉強会でほとんど東京にいなかったのですが


その間に「わかったこと」を書きとめておきます。



一つ目は経済について。


銅とバルチックドライインデックスがマーケットの先行指標であることは


ここで何度も触れているのですが


この指標がここのところ急落しています。


ということは実態経済の先行きはあまりよくない、、、と考えた方がいいのかな?


と思っていたところでNYから来日していた師匠の勉強会に出たところ、


やはりそういう話でした。


モノの生産の基本である銅の相場と


物流指標である海運指数のマイナスの示す未来はそのようです。


金融経済のみ活況、、、これがいつまで続くのか、、、


ここはさらに考察の余地ありです。


日銀の金融緩和について


「なぜG20で韓国以外が文句を言わなかったのか」


ということが各国の思惑と日本のタイミングの悪さを考察する際のポイントになるのかもしれません。


これから日本が世界経済で担わなくてもいいのに担うことになってしまう荷物が


相当な重荷になりそうだと改めて認識したりしました。



二つ目は企業経営について。


円安により内需型企業へのマイナス影響の実態が徐々にわかってきました。


冷凍食品についても海外生産のモノについては順次値上げが始まっています。


これにより海外製造から国内製造への回帰が少しずつ進む可能性があり


そういう意味では国内に工場を持つ弊社や子会社の売上に関しては追い風です。


逆にエネルギー(主に電気代)や輸入食材の価格上昇により


利益確保は難しくなると思われます。


先週の経営会議でも話したのですが、


前年度までの考え方を全て忘れて、


今の環境を鑑みてゼロベースで全てを組み立て直した結果、


ある解が出ました。


今まで全く気がつかず考えたこともなかったのですが


リストラなしかつ昇給・生産コスト低減を実現できる道を発見したので


全社を上げてこの方針を強く実践していこうと思います。


これにより今期も昇給を実施できます。



そして最後に人生について。


38歳にもなると


人生の折り返し地点に立っているわけで


人生のゴールを意識することが増えました。


限りある人生をどう生きるべきか、


そんなことを考えることができる歳になりました。


10年スパンで観がちだった視野も


30年スパンで観れる場面が増えました。


少し前にも触れましたが


資本主義という名の下の拝金主義的発想だと


成長>安定>継続


という刹那的な思考になってしまうことは


15年以上前から否定し続けてきました。


歴史を鑑みると


継続>安定>成長


とすべきだという僕の偏った主張がどうも正しいっぽいことは


自らの実験からわかってきたことですが


逆にほとんどの人がこの基準と逆の基準で物事を判断していて


余計な労力を浪費していることがわかってきました。


資本主義(工業化)社会から


次の新しい価値創造(情報化)社会に移行している


旧時代の終わりと新時代の始まりが混在している今だからこそ


文化>文明


アナログ>デジタル


信用>お金


長期>短期


を大切にすること、


文明視点の効率よりも


文化視点のムダの中に幸せがあることが


今さらわかってきました。



まだまだこの価値観が受け入れられるには少々時間がかかりそうですが


次の時代の社会に中心的貢献ができるための準備を


今年度も続けていこうと思います。



長々と乱文にお付き合いいただきありがとうございました。



まずは心身の健康第一です。


仕事の方もお休みの方も、


事故のないよう、


元気にGWを過ごしましょう!