オリンピックで盛り上がっています。
昨晩は女子バレーで大興奮しつつ、
女子卓球を少し観て「中国の強さは半端ないな」と感じてから就寝、、、
今朝は早起きして録画した男子サッカーを観ながら
大津選手のゴールで「おーーーっ!」と時間差で盛り上がってからの敗戦で盛り下がって出社しました(笑)
女子バレーをTV観戦された皆さんはきっと
最終セットでマッチポイントを中国に奪われた時に
「・・・ダメかな」となったと思います(僕だけ?)
それくらい敵ながら中国は強かったですね。
そんなオリンピックで金メダルをとりまくっている中国ですが
中国経済の方は失速がハッキリしてきました。
リーマンショックで対処したQEは未だ続行中のFRB、
欧州危機もヨーロッパの方々に言わすと「我々は日本と同じ道をたどるかもしれない」
と問題解決に10~20年かかる見通しを持ってしまっているEU各国、
これに続きいよいよ中国そして日本が同じようなことになってくる・・・
可能性が高くなってきました。
中国経済の失速は対岸の火事ではありません。
中国で生産している製品の部品や素材そして生産設備・工作機械の多くは
日本企業から供給されていますので
中国経済の失速が日本企業の業績悪化に直結することは想像に難しくありませんでした。
そしていよいよその時が来ました。
そもそもリーマンショックの引き金となった
サブプライムローンなどによる住宅バブルです。
いつの時代もバブルを形成させるためには2つの要素が必要だ・・・というのは
僕の師匠O氏の教えです。
それがチープレイバー(安価な労働力)とチープマネー(低金利のおカネ)です。
この労働力を提供したのが
一時「世界の工場」とまで言われた中国。
そしておカネを提供したのが
ゼロ金利をひたすら続けていた日本だったそうです。
この住宅バブルが金融危機を起こし、
この関連におカネを突っ込みすぎたEU各国の金融機関の債務が焦げ付き、
その焦げ付きが大きすぎたために国ですら金融機関を救えず国の信用すら危うくなっている、、、
というのが2005~2011年の世界経済ですが、
2012年はいよいよその問題の2つの国にスポットライトが当たる時なのかもしれません。
秋以降、どうなることやら。。。
皆さんの認識はどうかわかりませんが、
僕は世の中はよくなっていると認識しています。
僕は「世の中が良くなっているときは、悪いニュースが表に出てきているとき」で
「逆に世の中が悪くなっているときは、悪いニュースなんか隠ぺいされて表に出てこない」
と考えるので、
この基準からいくと世の中は結構よくなっていくんだな、、、と感じています。
「危機は理想を実現するチャンスである」という言葉があるように、
混乱は現状維持を望む者には危機であると同時に
理想を持つ者にはチャンス(機会)でもあります。
秋以降がどうなるかはわかりませんが、
どうなってもいいように準備しておくべきだ、、、と強く感じた今日この頃でした。
まずはお盆休みまで3日、
頑張りましょう!