最近、
「誇り」について話すことが多かったのでここでも書かせていただきます。
僕が教育の中で
最も重要だと考えているのが「誇りを持たせる」ということです。
頭のいいことや
売上や利益も大事ですが
それ以上に大事なものがこれだと思っています。
例えば、
うちの会社は結構ゆっくりしていて平和な雰囲気です。
社内にいると「世の中の経済状況が厳しい」なんてことは一切感じません。
でも平和というものは多くの犠牲の上に成立するものです。
この場合でいうと営業スタッフが世の中の厳しさから会社を守っている、
という献身の上にうちの会社の平和な雰囲気は成立しています。
厳しい環境の中で戦っている営業スタッフが
社内であれこれ文句をつけられることがあります。
営業の厳しさが解らない人間ほど不満を口にします。
そこで営業が「じゃあ、お前が売ってきてみろ!」と言ってしまうと
全ての話が終わってしまいます。
うちの会社の営業のすごいところはこの一言を口にしないことです。
世の中の厳しさを微塵も感じさせず、
仕入や製造や管理から文句を言われると「すいません、改善します」と
普通に言えてしまうところがうちの会社のすごいところだと思います。
これが営業スタッフたちの品格です。
平和な不満を甘んじて受け入れ
社内の平和な雰囲気を守ってくれている営業スタッフたちに対して
敬意を表すとともに誇りに思っています。
震災直後の急激な売上の落ち込みも、
タイの洪水による弊社主原料の水没というアクシデントの時も、
実際は大変でしたが(笑)
平和な雰囲気を守れたことが今年度の僕の誇りです。
来年度はさらに厳しい環境での戦いになりそうですが、
経営幹部・営業スタッフとともに身体を張って社内の緩い平和な雰囲気を守るために頑張ろうと思います。
営業スタッフの皆さん、
今年度は本当に大変だったと思いますがよく頑張ってくれてありがとうございました!
来年度も苦労や悩みは微塵も見せずに誇りをもって頑張りましょう!(笑)