経済学者さんや


アナリストの予測がどうして当たらないのか、


これについて気がついたことがある。


それはそれぞれの習性によるものかもしれない。



事業家という生き物は理論よりも現実を優先する習性がある。


現実をならべて・・・そこから理論を導き出そうとするものだ。


でも経済学者やアナリストなどの「先生」と呼ばれる方々は


どうも結果を正確に解説しようとする習性がある。


この習性上、結果を正確に解説しようとするあまり、


相関関係のないものをそれっぽい理屈とともに持ち出して


辻褄を合せようとするのだと思う。


「すでに出ている結果に対して原因を生活に説明すること」と


「結果を出すために何かの行為を行うこと」とは似て非なるものなんだと


最近ようやく理解できてきた。



これを理解してすっきりしたことは


とにかく事業を成功させてしまえば


きっと学者さんやアナリストさんが「ヤマダイ食品はどうして成功できたのか」を説明してくれるから


僕はあまりややこしいことを考えなくていいということだ(笑)



批判とかじゃなくて


それぞれには役割があって


それぞれには習性があるということだろう。



僕は事業を継続するためにはいろんなことを学ばないといけない。


けれども僕にとって大事なことは理論よりも現実を優先するということだ。


理論のために現実を批判する・・・という本末転倒のようなことになってはならないということだ。



今日もシンプルに頑張ろう!