東北地方太平洋沖地震が発生してから
50時間以上が経過しました。
多くの方が犠牲になっております。
ご冥福をお祈りいたします。
東日本の広範囲で被災された方が続出しております。
お見舞い申し上げます。
また、自衛隊員をはじめ夜を徹して人命救助にあっていただいている皆様、ありがとうございます。
誰もが想定していた以上のパワーの地震の発生により
津波による甚大な被害をもたらしました。
この国の試練です。
この地震が発生してから様々な方と情報交換をしました。
また「何ができますか?」「いいアイデアがあれば教えてください」というメールもたくさんいただきました。
僕も我々に何ができるのかを考えました。
個人としては仙台にとんでいきたいところでしたが、
自分の立場として最も効果的な貢献するために何をすべきだろう」と冷静になって考えました。
そして自分なりにまとめた考え方と我々がすべきことを多くの方にお伝えしましたのでここでも書かせていただきます。
これはあくまで私見です。
「こういう場合、状況を3つにわけることができるのではないか?」
と考えることができます。
①発災
↓
②復旧
↓
③復興
という3つの状況でそれぞれ優先すべきことは異なります。
今は余震も続いていますし被害地域が広いということもあり①です。
①で優先すべきは人命救助だと思います。
物資ももちろん重要ですが、
災害が発生してから72時間以内というのが人命を救助できる確率が高いという目安になる時間だというのはよく耳にします。
災害が発生してから72時間は「一人でも多くの命を救うこと」を全てに優先して作業員を投入することが重要のように思います。
なのでまずは自衛隊などの救援部隊の方々に最大限頑張っていただくのがココです。
そしてここで我々が個としてできることは節電・寄付です。
寄付については時が経つと「やっぱり・・・」という気持ちが出てくるものです。
鉄は熱いうちに打て!です。
ぜひ、今、寄付!ですね。
次に明日の15時からは②に少しずつ移行するのだと思います。
②で優先すべきは「ライフラインの確保」です。
水・電気・ガスに加えて仮設住宅なども含めて生活をする環境を確保することを優先して様々な準備をする必要があります。
ここからは僕も食品メーカーとして貢献できることがあります。
個人であればボランティアでの参加ももちろん有効です。
我々事業家は所属する業界団体に支援をすべきだという申し入れを行うべきだと思います。
僕の場合だと、
日本フードサービス協会、日本惣菜協会、日本冷凍食品協会、全国調理食品組合などの
弊社が所属する業界団体を通じて政府に支援する意思を伝えることが重要だと思います。
個として動く方が企業利益的には有効ですが、
やはりここはそういうのを抜きにして業界団体として政府・行政と連携することで
個でそれぞれが行うことよりも効果的により多くの方への支援が可能になると思います。
ライフラインに関係する各業界に所属される事業家の方は
所属業界団体にぜひ「支援すべき」旨を進言され業界団体として政府に協力の申し入れをされることをご提案いたします。
より早くより大規模に全ての被災者のライフラインの確保をすることがここでは重要だと考えます。
そして最後に③で目指すのは「平穏な生活を取り戻す」ことです。
この③が最も困難で大変なご苦労が予想されます。
ここは業界はもちろん、各個人がみんなで復興を後押しする必要があります。
被害が大きければ大きいほど復興も長丁場になると予想されます。
感情的では長い努力は難しいものです。
我々は復興にむけて継続的な支援を粛々と行っていくことが重要なのだと思います。
以上のような考え方で、
それぞれが限られた時間の中でより効果的に動いて
結果として大きな支援を実現できるように頑張ろう!と申し合わせをしました。
「頑張ろう」という言葉を僕はあまり好きではなく日頃はほとんど使いませんが
こういうときは、やっぱり「がんばろう!」ですね。
でもこれはあくまで僕の草案です。
もっと他にいいアイデアがあればご教授を!
誰かのために何をしたい、
役に立ちたい、
こういうときは助けあい、
「心」のある方がたくさんいて僕も頑張ろう!と改めて思いました。
こういう時こそみんなでカラ元気でもいいので元気を出して力を合わせて頑張りましょう!
ところで蜂屋!いきてるかー!