いよいよ、今シーズンも終わりますね。
自分的には過去一、通ったんじゃないかな、岩洞湖。
ぜーんぶソロ釣行だったけど。
テントだって、ほとんどペンタゴン。
一回だけ3人用を使ったけど、湖面ズボベチャという情報を聞き、ならば改造スレーで、という流れからの選択。
今シーズン、どの回も、自分の中で、
「何かを待っている」
という感覚がずうっとありました。
初めの頃は、釣果への期待感だと思ってましたが、
後半に向かうにつれ、なんだか違うゾ、と思いました。
なんだろう?なんだろう?
自分は何を待ってるんだろう?
最終釣行で、帰りながらわかったんです。
ボクが待ってたのは、
息子たちでした。
もともと釣りは好きでしたが、
ワカサギ釣りも、バス釣りも、
ボクをフィールドに連れ出したのは、息子たちです。
いろんな釣りを一緒に楽しみながら、
息子たちの成長や、自分の老いを感じてきて、
生きていくこと、とか、
人生、とか、
なんだか少しずつわかってきたような気がしてました。
そのうち、息子たちも進学や就職で一緒に居られなくなり、
今は一人でフィールドにいます。
でも、
また、あの子たちと釣りができそうな気がして、
あの頃のように、わいわい賑やかに過ごせそうな気がして、
こうしていれば、また戻れるような気がして、
ボクは、またフィールドに立つのでしょう。
自分の中で、一番の時期はいつ?って聞かれたら、
ボクは、子育てをしていた時期だと答えるでしょう。
そりゃあ、忙しかったし経済的にも大変でした。
病気や怪我にもずいぶん心配させられてものです。
でも、
全力で娘や息子たちと向き合ってたな。
なんなら、その友達とも。 笑
そんな時期へのノスタルジーなのかな?
ならば、いつか振り払わなければなりません。
ボクの人生、ボクと女房の人生はまだまだ続くのだから。
でも、
もう少しだけ、
あの頃の余韻に浸らせてください。
だから、
また来シーズン。