アナザーゼロワン 飛翔態 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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ミステリー作家です。
本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

 

アナザーゼロワン 飛翔態

 

ゼロワンのモチーフがバッタなので、当然、飛翔することができるわけですよ。

異様に大きい四枚の翅は、羽ばたいて突風を起こすことも可能。
 

フォルムやカラーリングはゼロワンの基本形態である、ライジングホッパーを模していますよね。

 

 

ゼロワンは「人間にバッタの装甲が張り付いている」感じでした。

 

ところが、このアナザーゼロワンは、「黒いバッタの怪人に、人骨を模した外骨格が張り付いている」とでもいうべき不気味な造形になっています。

 

マスク部分は能面のような仮面の下に複眼があるという造形。

 

その複眼部分をよく見ると、ひび割れの模様が存在できます。

 


笑っているかのように釣り上がった口元は、「ヒューマギアを笑顔にする」という目標を反映していると取れる。

 

が、そもそも仮面で無理矢理笑顔を作っている辺り、アナザーライダー特有の悪趣味さが漂っている。


その表情も全体的に「嘲笑を浮かべているような顔」や「般若の面」のようにも見え、ポジティブな意味での笑顔には程遠い。

 


さらに、ゼロワンは機械的な要素が強いデザインでした。

 

それに対し、こちらは四枚の翅や二の腕のトゲ、後ろ足を模したレッグアーマーなど、本物のバッタに近い有機的な要素が強い。

 

全体的に虫の面影が強いですよね。

 

というのも、コンピューター用語の「バグ(不具合)」を意識しているのだと思われます。

 

コンピューター用語の「バグ」は、虫(bug)からの由来な為、ある種の逆の言葉遊びと言えるでしょう。