アンツ・マルガム
インセクトケミー「アントルーパー」が、冥黒の三姉妹のラケシスに取り込まれて誕生したマルガム。
黄色い触角と翅を生やした黒蟻を、横向きに包帯で無理矢理固定したような姿。
素体の両腕は交差するように拘束されており、代わりに蟻の大群で構成された右腕を備えています。
こちらのクイーンを本体とし、無数のコマンド隊と呼ばれる兵隊を作り出す能力を持つ。
次回、コマンド隊の方を紹介しましょう。
ラケシスが得意とする口琴を媒介にした錬金術が強化されており、展開したアリの巣状の巨大な迷宮に対象を誘い込む。
広範囲を一瞬で迷宮内部に取り込むため、逃げることは出来ません。
そして、コマンド隊を使役した集団戦闘を行う。
迷宮というが、出口は無いようで、脱出するためにはクイーンを撃破する必要がある。
クイーンは単体でも非常に高い戦闘力を有しているらしい。
左腕の蟻の腹部型のマシンガン武装から、なんでも溶かす特殊な酸の放出による遠隔攻撃。
そればかりか、鋭利な羽を利用した斬撃まで繰り出すことが可能です。
ガッチャードと交戦するも、連続攻撃を叩き込まれて怯んだ隙に、必殺技を喰らってしまいます。
そのまま壁に叩きつけられ爆散・敗北。
分離させられたラケシスはすぐさま撤退し、解放されたアントルーパーも、無事に再封印されました。