必殺仕置屋稼業 市松 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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ミステリー作家です。
本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

 

必殺仕置屋稼業 市松

演-沖  雅也

 

仕置の的が決まると、市松は竹林に囲まれた住居で、割った竹を小刀でひたすら削り込み尖らせる。

 

普段から1本は懐に忍ばせているようだが、通常の竹串では仕留められない相手には、火であぶったあとに水につけて強化した竹串で臨む。

 

 

裏稼業では、主に竹串で標的の首筋を刺すのですが、敵に合わせて武器を工夫する。

 

竹トンボの羽を飛ばし、喉を切って串で刺す(第10話)、竹箒で削った串(第16話)、二又に分かれた串(第17話)、おでん串(第21話)など。

 

 

とある夜、市松は中村主水に殺しの現場を目撃されてしまう。

 

口封じのために、主水の命を狙おうとしたところを、逆に仲間に誘われ、仕置屋に加入。

 

これまでは気心の知れた連中とだけ組んで、裏稼業を行ってきた主水だけに、彼の参加によって馴れ合いは許されなくなった。

 

ここでリーダーとしての度胸が試されるわけです。

 

 

当初はまるで人を寄せ付けない雰囲気で、主水、印玄、捨三と裏の仕事で対立することも多かったが、徐々に他のメンバーとも心を通わせていった。

 

しかし、育ての親に「殺人マシーン」として教育を受けたこともあるためか、その後も単独で仕事を引き受けたり、他の元締の依頼を引き受けたりすることも。

 

その行動が仕置屋の崩壊につながっていくのですけどね。

 

 

その容姿ゆえか男女とも言い寄る者が多いが、陰間扱いされる事は我慢がならない。

 

自分の殺しを目撃した者は、たとえ子供でも殺そうとする冷酷さを持つ。

 

一方、子供には優しく、仕置屋仲間にも見せない笑顔を向けることも多いようです。