仮面ライダーセイバー
セーバーセイバー
そもそもフォームの一つであるキングオブアーサーは、セイバーの意志に応じて動きますよね。
そしてセイバー自身も、左肩の効力により、キングオブアーサー用の武器にソードチェンジ(変形)するのです。
簡単にいうと、仮面ライダーディケイドが使用する、ファイナル・フォーム・ライドでしょうか。
まずは左腰の装備が巨大化。
そして頭頂部に備えられた剣と共に大型の刃となり、一振りの長大な刃を構成することになります。
セイバー自身の炎の力により、あらゆるものを溶断するとされるそうな。
これまで仮面ライダー自身が剣に変形して、手持ち武器になるパターンは仮面ライダーブレイドが確認できますよね。
仮面ライダーがロボットの武器になるという展開は、前代未聞ですよ。
しかしながら、セイバーが剣に変形するという仕様は、このあとに登場する仮面ライダー最光の伏線だったかもしれません。
その名も「セーバーセイバー」で、救済を意味する「セーバー」と、剣を意味する「セイバー」が合わさったものになっています。
さて、キングオブアーサーのワンダーライドブックの元ネタは、その名の通り、ケルト民族の伝承『アーサー王伝説』です。
騎士や物語の英雄として名高いですよね。
が、実際のアーサー王は、内輪揉めで次々と円卓の騎士が死んでいき、息子と腹心の部下にも裏切られた挙句、国が崩壊するという末路を迎えています。
最終的に、エクスカリバーを湖に返し、傷を癒すべく旅立った所で物語は終わっており、イギリスに危機が陥った時、王は蘇るとも語られているそうな。