仮面ライダー１号 巨大化
こちらはオリジナルビデオ作品『ウルトラマンＶＳ仮面ライダー』に登場した１号で、ウルトラマン並に巨大化しています。
１９９３年に発売された作品で、日本が誇る2大ヒーロー・円谷プロのウルトラマンと、東映の仮面ライダーの歴史を振り返るというもの。
制作会社が異なるため、再商品化はしない、テレビ放送はしないという条件が作られていたが、それらは後年にクリアされました。
基本的には再編集がメインであり、
必殺技特集「スペシウム光線ＶＳライダーキック」
ヒーローメカ特集「ジェットビートルＶＳサイクロン」
ヴィランズ特集「怪獣ＶＳ怪人」
変身特集「変身！ＶＳ変身！」
名場面集「大激斗ＶＳ大逆転」
性格比較「星からのメッセージＶＳロンリーライダー」
巨匠対談「石ノ森章太郎ＶＳ円谷皐」 が収録されました。
ウルトラシリーズは『ウルトラＱ』から『ウルトラマンＧ』、仮面ライダーシリーズは『仮面ライダー』から『仮面ライダーＺＯ』までが登場します。
本作品の見所は、２大ヒーローが共闘する完全新作のドラマで、怪獣と怪人が合体してパワーアップ。
さしものウルトラマンでも太刀打ちできないところに、仮面ライダーが巨大化して共闘するという内容です。
市街地での大激戦の末、力を合わせて敵を倒した２大ヒーローは、これからも平和を守るために握手で固く誓い合った。
仮面ライダーを巨大化させることについて、原作者の石ノ森章太郎は猛反対したようです。
最終的には、ウルトラマンを人間大にしてサイクロン号に跨らせ、ライダーポーズをとるということを条件に許可したそうな。
この巨大化が人気を博し、翌１９９４年の映画『仮面ライダーＪ』に繋がるのですね。