仮面ライダーギルス
デモンズファングクラッシャー展開
こちらはギルスのクラッシャーが開放された状態で、もちろんフォームでもなんてもありませんが、まあ、おつき合いくださいね。
この顎の牙(デモンズファングクラッシャー)で敵に噛みついてダメージを与えるのですが、かなり切れ味は鋭いみたい。
視聴者の子供の真似を予防するためか、一度しか使っていません。
また、敵に必殺技のキックを決めた直後は、クラッシャーを開放して「ウォアァー!」と吼(ほ)える。
このように劇中のギルスは、吼える、あるいは叫ぶような声が印象的ですよね。
野獣のような戦術が特徴で、周りは「人間の感情が爆発しているみたいだ」と表現していました。
演じた俳優はアフレコ時に、「もっと肉がえぐられるような声を出せ」と指示をされていたらしい。
そのためアフレコ収録時には、噴射式の喉治療薬が手放せなかったとのこと。
当初、ギルスは、変身ポーズらしいポーズは存在しませんでした。
しかしながら、「自分も変身!と叫んでポーズを取りたい」という演じる俳優のこだわりによって、物語の途中から、変身ポーズができあがりました。
両腕をクロスさせながら、「変身!」と叫んで変身するようになる。
ただ、変身ポーズを取るようになる以前も以後も、その過程はほとんどかわっていません。
「本体の横に、次第にギルスの姿が並び立つように出現し、入れ替わりに涼の姿が消える」といった演出がなされています。
もう少し腕の動きが欲しかったところですよね。