蛮野タブレット
最終形態であるゴルドドライブとして活躍する、初期段階の姿です。
ゴルドドライブそのものが仮面ライダーなのかどうか、微妙な位置づけではありますが、まあ、そのあたりはいいでしょう。
本名は蛮野天十郎なので、バンノタブレットとしてみました。
『仮面ライダードライブ』の本編が始まる、15年前に自己成長型アンドロイド=ロイミュードを開発した天才科学者。
そして、実質的に物語の全ての元凶となった人物でもあります。
機械生命体ロイミュードの開発をするものの、初期型の3体の反逆に遭ってしまい、「人間」としては死亡。
その際、ロイミュードたちの手によって、タブレットに意識が移されてしまったのです。
その理由として、電脳空間に永遠に幽閉するという拷問で復讐するため。
以後、人格プログラムとしてコンピューターの中で生き長らえており、利用価値を模索する怪人側の持つタブレットに存在していました。
このあと段階を経てから、ゴルドドライブへと進化を遂げていくのですね。
その正体は、優秀な頭脳の持ち主あると同時に、極端かつ危険な自己中心性と狂気を孕んだマッドサイエンティスト。
家族に対しても、「愛情」といった感情は一切持ち合わせておらず、周囲の人間は勿論、ロイミュードの「感情」も、単なる「研究材料」としか考えていない。
ただ、このタブレット時には、理知的な人物として振舞っていたことから、本性を隠して、虎視眈々と復活の機会をうかがっていたのですね。
蛮野が実質的な最後の敵となることは企画当初から予定されていて、悪のドライブになるという案も早い段階から想定していたそうな。