ダークスラッシャー
「仮面ライダー555ステージ 究極バトル 仮面ライダー超決戦」に登場した、スマートブレイン社が開発した悪役ライダー。
なんと、こちらは外国人の女性が変身します。
どうやらラスボスらしいのですね。
ヒーローショー限定のライダーって、公式な設定資料がないので、詳しく解説のしようもないのですよ。
しかも、仮面ライダー555なので、かれこれ15年くらい前の放送の作品ですよ。
15年前といえば、今ほどネット社会ではなかったので、情報がアップされていないのです。
ネットを探し回っても、まったく引っ掛かりませんでした。
本作では、ライダーに変身する人間が善良とは言えなかったり、逆に怪人にも正しい心を持つ者がいたりしましたよね。
単純な善悪二元論では割り切れない、群像劇が織りなされたのです。
幼年層を意識しながらも、登場人物同士の様々な人間関係を前面に押し出した、重くシリアスな物語が展開されました。
劇中では「人間と怪人の共存」がテーマとして取り上げられています。
ライダーに変身する主人公にいたっても、人間に危害を加えない、あるいは改心する見込みのある怪人に対しては、止めを刺さないというスタンスを採っている。
様々な立場の怪人と人間、それぞれの思惑が交錯する入り組んだストーリーは、シリーズ中でも特に複雑なものとなっています。
また本編で登場したライダーは3人にもかかわらず、ベルトの使い回しなどで、かなりの数の変身者がいますよね。