「仕事人大集合」 飾り職人の秀
演-三田村邦彦
必殺シリーズ十周年を記念してスペシャル番組。
歴代の仕事人が数多く登場するのですが、そもそも自分が必殺シリーズを見始めたのが「仕事人」の後半からなので、歴代と言われても「この人は誰?」って感じでした。
後々になって、「おおっ!!!」と感動した次第です。
秀は前作の最終回で江戸を離れた後、知らぬ顔の半兵衛とコンビを組んで、裏の仕事を続けていました。
秀と半兵衛のベストショットが、これしかないのは残念。
う~~、もうちょっといい画がほしかった
半兵衛の気まぐれで解散した後に、秀は謎の一団に命を狙われた女性と共に、長崎へ同行することを決意します。
「必殺仕事人」で初登場した秀は、日常の退屈を壊し、スリルと興奮を見出すためだけに殺しをする、ナイーブな男という設定でした。
若さゆえの不安定な心理を持ち込んだ新しい殺し屋像は、のちにキャラクターを色々と変化させますが、持ち味であるクールなイメージは維持し続けたのです。
秀の常識をはるかに超える跳躍力は、幼いころに身を寄せていた曲芸団仕込みのものと思われます。
この能力に代表される秀の戦闘力は、幾多の敵と戦いで彼を生還に導くのですね。